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牛根大橋

牛根大橋

桜島(鹿児島県鹿児島市)と大隅半島(垂水市)を結ぶ国道220号のアーチ橋が牛根大橋。噴煙上げる桜島は、大正3年の噴火で、幅360m、水深75mの瀬戸海峡に推定30億トンという溶岩流が流れ込み、対岸の大隅半島牛根地区と陸続きになりましたが、その入江となった部分にかかるのが牛根大橋です。

国内第8位となるアーチ橋

連続雨量150mm以上になると通行止めとなる国道220号の規制解消のために建設され、平成20年3月20日に開通。
開通式には海上では漁船が大漁旗を建てて祝賀のパレードを行なっています。
橋長381m、主径間長260mで、国内第8位となるアーチ橋です。
桜島の火山灰が部材に積もるのを避ける構造にもなっているのだとか。

牛根大橋からは昭和火口から噴煙を上げる桜島を眺望できますが、大正3年で陸続きとなったその地形にも注目を。
牛根大橋北詰はその溶岩流なのです(国土地理院地形図を参照)。

牛根大橋の橋上から牛根地区側を眺望
名称 牛根大橋/うしねおおはし
所在地 鹿児島県鹿児島市黒神町〜垂水市牛根麓
ドライブで 東九州自動車道国分ICから約25km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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