毎年1月3日、埼玉県川越市、川越大師喜多院『初大師』(だるま市)。1月3日は厄除元三大師(やくよけがんざんだいし=慈恵大師)の縁日。新年最初の縁日なので『初大師』(はつだいし)と呼ばれ、多くの参詣者を集めています。境内では有名な『だるま市』も開催。
江戸時代に始まった人気のだるま市に注目
第18代天台座主で、比叡山延暦寺の中興の祖として名高い慈恵大師(じえだいし=良源)は、 永観3年1月3日(985年1月26日)入寂。
旧暦ですが正月3日に没したことから元三大師と呼ばれ、中世以降は「角大師」(つのだいし)、「豆大師」、「厄除け大師」、としての信仰が広まりました。
だるま市は江戸時代からの伝統で、だるまの七転八起(ななころびやおき)が養蚕の「起きる」(脱皮する)にも通じることから、養蚕の盛んな地では、だるまが愛好されたというわけです。
露店で売られるのは高崎だるまを中心に、埼玉県らしく岩槻(いわつき)のだるまもあるので、購入にあたっては、どこのだるまかも注目を。
護摩祈願は、8:30〜16:00頃の間、30分毎に修行。
9:00〜18:00の間、喜多院の周辺に交通規制が実施されます(明星駐車場は休業)。
1月3日のみ、川越駅前発の東武バスが臨時増発され、喜多院前のバス停とを往復。
交通規制を受けて小江戸巡回バスの喜多院、中院、小江戸蔵里の各停留所は停車しないので注意が必要。
川越大師喜多院『初大師』(だるま市) | |
開催日 | 1月3日 |
所在地 | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 |
場所 | 川越大師喜多院 |
関連HP | 川越大師 喜多院公式ホームページ |
電車・バスで | 西武新宿線本川越駅から徒歩20分 |
ドライブで | 関越自動車道川越ICから約4km、(9:00〜17:30、周辺は交通規制を実施) |
駐車場 | 明星駐車場は利用不可 |
問い合わせ | 喜多院拝観寺務所 TEL:049-222-0859 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag