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浅間神社|横浜市

浅間神社(横浜市)

神奈川県横浜市西区にある古社が浅間神社(せんげんじんじゃ)。承暦4年(1080年)に富士浅間神社の分霊を勧請したと伝えられますが、文治元年(1186年)に源頼朝創建とも伝えられています(『神奈川県神社誌』)。社殿が建つのが10基の横穴墓のある袖すり山で、往時にはすぐ近くに海があり、社殿下を東海道が通っています。

本殿は関東地方では珍しい浅間造

江戸時代には芝生村(しぼうむら、現・浅間町)の鎮守。
芝生(しぼう)では縁起が悪いことからその後、浅間町に改名されています。

普賢山香象院は神仏習合時代の別当(神社を管理した寺)。
戦災で昭和3年造営の社殿は焼失し、現在の社殿は、富士宮の富士山本宮浅間神社の社殿を縮小設計したもので、昭和34年の築。
関東地方では珍しい浅間造(社殿の上に、三間社流造の本殿が建つ、二重の楼閣構造)となっています。

裏手の石段は、映画『姿三四郎』(昭和18年/主演:大河内傳次郎、監督:黒澤明)のロケ地にもなっています。

横浜開港時に築かれた、東海道と開港地を結ぶ横浜道は、現在の浅間下交差点で東海道から分岐し、野毛の切通しを通り、横浜港に通じていました。

名称 浅間神社|横浜市/せんげんじんじゃ
所在地 神奈川県横浜市西区浅間町1-19-10
電車・バスで JR横浜駅から徒歩15分
ドライブで 首都高速道路横浜駅西口ICから約700m
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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