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東隧道

東隧道

神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町にある車も通行できる狭いトンネルが、東隧道(あずまずいどう)。昭和5年3月に完成した横浜水道の水道管敷設のための隧道(トンネル)で、全長168.7m、高さ6.3m、幅5.7m。横浜市認定歴史的建造物、土木学会選奨土木遺産に選定されています。

愛車との記念撮影も可能ですが、歩行者に注意が必要

東隧道は関東大震災で被災した水道施設の復興事業として、市街地が拡大した横浜南部方面への送水のため、西谷浄水場から蒔田・大岡・井土ヶ谷・弘明寺・堀の内・岡村・磯子の各方面に給水する水道管を敷設するため、馬蹄形トンネルを掘削したもので、トンネル内部には現在も水道管が埋設されています。

野毛山にあった野毛山浄水場は関東大震災で大破し、それに代わって完成したのが現存する旧野毛山配水池です(昭和5年完成)。

レンガと白い花崗岩で装飾される古典的デザインの坑門(トンネル入口の装飾)は、歴史を十分に感じさせてくれます。
水道幹線路のトンネルが、公道として使われる珍しい例です。

南側の清水ケ丘公園下には昭和3年完成の大原隧道があり、同じ用途で建設され、デザインも似ているので兄弟トンネルとも呼ばれていますが、サイズが小さいので、歩行者・自転車専用になっています。

東隧道
名称 東隧道/あずまずいどう
所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町178~岩井町318
関連HP 横浜市公式ホームページ
電車・バスで JR保土ヶ谷駅から徒歩5分
ドライブで 横浜横須賀道路狩場ICから約1.5km
問い合わせ 横浜市都市整備局企画部都市デザイン室 TEL:045-671-2023/FAX:045-664-4539
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

旧野毛山配水池

神奈川県横浜市西区の野毛山公園は、近代水道発祥の地。野毛山公園内にある旧野毛山配水池は、関東大震災後の復興と、横浜市の人口増加に伴って昭和2年に完成、昭和5年に運用を開始した配水池で、昭和42年に4万tの新野毛山配水池が完成したことを受け、

 

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