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第二山手隧道

第二山手隧道

神奈川県横浜市中区にある明治44年、横浜電気鉄道(後の横浜市電)の鉄道トンネル(櫻道隧道、後の本牧隧道)として開削されたのが、第二山手隧道。山手地区最古のトンネルで、昭和44年の横浜市電本牧線廃止に伴い、本牧隧道は第二山手隧道に改称され、南行き一方通行の道路トンネルになっています。

かつては横浜市電の鉄道トンネルだった!

横浜電気鉄道本牧線(横浜市電本牧線)の西の橋~本牧原間の鉄道トンネルで、このトンネルができたことにより、市電の終点は西の橋から本牧まで延長され、本牧への便利な足が生まれたのです。
横浜電気鉄道本牧線は、明治44年12月26日開業。
櫻道隧道は、全長215mで、路面電車のトンネルとしては日本最長を誇っていました。
大正10年4月1日から横浜市電として横浜市電気局(現・横浜市交通局)による運行に変わっています。
横浜市電本牧線(桜木町駅前〜本牧三渓園)は、昭和44年廃止。

西に並走する山手隧道は、関東大震災の復興事業として昭和3年に完成したトンネル。
完成はこちらのほうが、後年ですが、道路トンネルとして開削されたため(開削当初は「日本一・東洋一の幅員を誇る道路トンネル」)、北行き一方通行が山手隧道、旧鉄道トンネルが南行き一方通行の第二山手隧道となったのです。

第二山手隧道
名称 第二山手隧道/だいにやまてずいどう
所在地 神奈川県横浜市中区山手町
電車・バスで JR石川町駅から徒歩7分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

山手隧道

神奈川県横浜市中区、元町と本牧を結ぶ本牧通り(横浜市道関内本牧線)の道路トンネルが、山手隧道(やまてずいどう)。関東大震災の復興事業として昭和3年に完成した化粧石張りのトンネル。元町・山手地区の震災復興施設群のひとつで、横浜市認定歴史的建造

 

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