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旧山内家下屋敷長屋

旧山内家下屋敷長屋

高知県高知市にある足軽屋敷の長屋部分が旧山内家下屋敷長屋。土佐藩15代藩主・山内豊信(やまうちとよしげ=山内容堂)が、元治元年(1864年)に、家臣7人の屋敷地を召し上げ建てた下屋敷。公開される屋敷長屋は、16代藩主(最後の藩主)・山内豊範(やまうちとよのり)が、慶応元年(1665年)に築いたもの。

国の重要文化財に指定された足軽屋敷

現存する足軽屋敷は、幕末の風情を残す貴重な建物で、国の重要文化財。
桁行17間半(33.4m)、梁間2間半の2階建てで、下屋敷で警固番を勤めた足軽の詰所と推測できます。
1階がまさに長屋風に7区画に分かれる建物は、「旧山内家下屋敷長屋展示館として各部屋に、往時の生活を偲ばせる調度品が展示されています。

2階は特別展示室として、和船の模型や土佐ゆかりの人々に関する展示も行なっています。
山内豊信は、隠居後に山内容堂と名乗り、福井藩第14代藩主・松平慶永(まつだいらよしなが)、宇和島藩第8代藩主・伊達宗城(だてむねなり)、薩摩藩第11代藩主・島津斉彬(しまづなりあきら)「幕末の四賢候」ともいわれ、徳川慶喜に大政奉還を建白した人物として有名。

旧山内家下屋敷長屋
名称 旧山内家下屋敷長屋/きゅうやまうちけしもやしきながや
所在地 高知県高知市鷹匠町1-3-35
関連HP 高知市公式ホームページ
電車・バスで とさでん交通で県庁前下車、徒歩すぐ
ドライブで 高知自動車道高知ICから約6kmで県庁前通り地下駐車場
駐車場 県庁前通り地下駐車場(222台/有料)
問い合わせ 高知市教育委員会民権・文化財課 TEL:088-832-7277/FAX:088-831-3378
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高知城(高知公園)

高知城は、1601(慶長6)年から10年の歳月を費やし、土佐藩の初代藩主・山内一豊(やまうちかつとよ)が築城した平山城。現存する天守は、1727(享保12)年に城下の大火の延焼で焼失後、1753(宝暦3)年に再建されたもの。天守、詰門、多聞

大川筋武家屋敷資料館

高知県高知市、現在、高知城下に残る唯一の武家建築を資料館として公開するのが大川筋武家屋敷資料館。土佐藩士で中級武士の旧手嶋家の武家屋敷です。幕末の安政2年(1855年)に大改築されたことを示す墨書が発見され、幕末の姿に復元されています。長屋

 

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