2024年2月22日(木)、愛知県稲沢市の国府宮神社で『国府宮はだか祭(儺追神事)』が行なわれます。旧暦1月13日から翌朝に行なわれる『国府宮はだか祭(儺追神事)』は、奈良時代の神護景雲元年(767年)に始まったという歴史ある儺追(なおい)神事。日本三大奇祭に数えられる盛大な祭りです。
白タビ姿の数千人の裸男が集結!
国府宮神社は、尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ )が正式名。
近くに尾張国の国衙(国府)があったことから、一般には国府宮(こうのみや)と呼ばれて尊崇されています。
『国府宮はだか祭』には42歳と25歳の厄年の男性を中心に、尾張一円からサラシの褌に白タビ姿の数千人の裸男が集まります。
旧正月13日朝5:00に行なわれる「神男一番祈祷」を皮切りに、厄除けの祈祷を受ける人や御守りの「なおいぎれ」授与を待つ人で境内周辺は大混雑に。
15:00頃までに神男が参列し、本殿において儺追神事が斎行。
拝殿の外では近隣各地区からの裸男の集団が次々と「なおい笹」を捧げ、拝殿へ駆け込んで来ます(揉み合いが始まるのは16:00頃)。
参道近くの良い場所を確保して見物したい場合には12:00頃には到着のスケジュールで。
『国府宮はだか祭(儺追神事)』前後3日間は、神社周辺で交通規制が行なわれ、神社の駐車場が使えないため名鉄電車、JRまたは臨時バスの利用が賢明。
名鉄電車では車両増結で送客に対応しています。
岡山の西大寺会陽、山口防府天満宮の御神幸祭と並ぶ「日本三大裸祭り」のひとつ。
熱田神宮の『歩射神事』(1月15日)、七所社『きねこさ祭』(旧暦1月17日)と並び、尾張三大奇祭に数えられています(大宮浅間神社『石上げ祭り』/8月第1日曜を含めることも)。
令和6年(2024年)国府宮はだか祭 おもな行事日程
2月22日(木)15:00 儺追神事(はだか祭)/旧正月13日
2月23日(金)3:00 夜儺追神事(よなおいしんじ)/旧正月14日
2月23日(金)8:00 大鏡餅餅切始(おおかがみもちもちきりはじめ)/旧正月14日
2月26日(月)19:00 的射神事(まといしんじ)/旧正月17日
国府宮はだか祭|稲沢市2024 | |
開催日 | 2024年2月22日(木) |
所在地 | 愛知県稲沢市国府宮1-1-1 |
場所 | 尾張大國霊神社(国府宮) |
関連HP | 尾張大国霊神社(国府宮)公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄国府宮駅から徒歩5分。JR稲沢駅から徒歩20分 |
ドライブで | 名神高速道路一宮ICから約4km |
駐車場 | 国府宮はだか祭(儺追神事)期間は周辺に交通規制が実施され、神社駐車場は利用不可 |
問い合わせ | 尾張大國霊神社(国府宮) TEL:0587-23-2121/FAX:0587-23-2122 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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