サイトアイコン ニッポン旅マガジン

千巌山展望所

千巌山展望所

天草パールライン・天草五橋の5号橋近く、天草松島と呼ばれる天草の多島美を一望にする展望台が、標高162.1mの千巌山展望所(せんがんざんてんぼうしょ)。天草五橋や天草松島の島々、雲仙、島原、富岡、口之津、八代海などの大パノラマを眺望します。高舞登山(たかぶとやま)とともに国の名勝に指定される絶景の地。

国の名勝に指定される天草松島一望の絶景の地

山頂一帯は園地になっています
天草四郎の腰掛岩

天草四郎が天草の乱出陣の際、千巌山山頂で宴を行ない、杓子で酒を飲み交わしたと伝えられることから昭和8年まで手杓子山と呼ばれていました。
昭和8年4月18日、国立公園調査委員・脇水鉄五郎(理学博士、地質学者)が手杓子山に登り、奇岩が織り成す風景から「千厳山」と命名したのです(脇水鉄五郎は佐渡の尖閣湾も命名しています)。
昭和9年に日本初の国立公園として瀬戸内海国立公園,霧島国立公園(現・霧島錦江湾国立公園)とともに雲仙国立公園が誕生しましたが、天草地区は選定から外れ、昭和31年7月20日に編入されています。

千巌山の頂上は公園として整備が進み、国道266号から山頂の展望台直下の駐車場まで車で到達可能です。
駐車場から290m、徒歩10分で展望所。

駐車場近くにはキリシタン殉教の丘(キリシタン墓地)があるほか、山頂には寛永14年(1637年)の天草の乱の際に天草四郎が腰掛けたと伝わる「天草四郎の腰掛岩」があります。

千巌山展望所
名称 千巌山展望所/せんがんざんてんぼうしょ
所在地 熊本県上天草市松島町
関連HP 上天草市公式ホームページ
電車・バスで 松島港からタクシーで10分
ドライブで 九州自動車道松橋ICから約45km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 上天草市観光おもてなし課 TEL:0964-26-5512
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

天草五橋・5号橋(松島橋)

2018年11月9日

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了