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黒部ダムのアーチに、虹のアーチが! 黒部ダムの観光放水が始まる

黒部ダムの観光放水

毎年6月26日に始まる黒部ダム(富山県中新川郡立山町)の観光放水。今年も例年通りに放水が始まり、観光客が歓声を上げています。「黒部ダム名物といえば、観光放水」とダムを管理する関西電力もPRする夏の風物詩で、日中、日差しがあればアーチダムに虹のアーチが架かるというアーチの競演も。

毎秒10t以上の水が霧状となって落下

黒部ダムの観光放水では、毎秒10t以上の水が霧状となり豪快に峡谷の谷底に落ちる様子は圧巻です。
放水期間は、6月26日〜10月15日で、7月までが6:00 ~ 17:30、8月1日~9月10日が6:30 ~ 17:00、最後の期間が7:00 ~ 16:30が放水時間で、他の期間と時間帯は観光放水がおこなわれていません。
ただし、渇水などの状況で放水を中止する場合もあるので、

観光放水は、黒部ダム駅から220段の階段を上るダム展望台で、虹を眺めるのなら、まずここは定番。
さらに黒部ダムレストハウス前からバリアフリー通路で結ばれる放水観覧ステージ、放水をもっとも近くで眺められる新展望広場・レインボーテラス、そして全長492mのダム堰堤から見下ろすパターンと4つのビューポイントが用意されています。

この観光放水ですが、実はその主目的はあまり知られていません。
放水は夏場に水位が下がる黒部峡谷の景観維持が目的で、この放水がないと、下流側の黒部峡谷トロッコ電車が走る宇奈月温泉周辺の峡谷も水量が減ってしまうというわけです。

黒部ダムのアーチに、虹のアーチが! 黒部ダムの観光放水が始まる
開催日時 6月26日~7月31日6:00〜17:30、8月1日~9月10日6:30〜17:00、9月11日~10月15日7:00〜16:30、メンテナンスや水量などによって放水が出来ない場合あり
所在地 富山県中新川郡立山町芦峅寺黒部湖
場所 黒部ダム
関連HP 黒部ダム公式ホームページ
電車・バスで JR信濃大町から松本電鉄バス、川中島バス、北アルプス交通バス扇沢行きで40分、終点下車、扇沢から関電トンネル電気バスで16分、黒部ダム下車
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約40km
駐車場 扇沢駐車場(400台/有料)、320台/無料もあり
問い合わせ くろよん総合予約センター TEL:0261-22-0804
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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