京都市左京区、曼珠院(まんしゅいん)近くにあり、創建は貞観年間(859年〜877年)とも伝えられる古社、鷺森神社(さぎもりじんじゃ)。もとは赤山禅院(せきざんぜんいん)の近くにありましたが、応仁の乱の兵火で現在修学院離宮のある山中に移り、さらに修学院離宮の建設にともない元禄年間(1688年~1704年)に現在地に移転しています。
境内には、触れると良縁が授かるという「八重垣」の石も
修学院、山端地区の産土神(うぶすながみ)として信仰を集めています。
社殿は昭和になってから再建されたものですが、見事な寝殿造り。
森閑とした雰囲気は、霊域であることを感じさせてくれます。
秋の紅葉も美しい場所で、鳥居から本殿に続く参道の両側はカエデの並木で、空を覆うような紅葉が見事。
神官手描きの絵馬には、開運の白鷺が描かれていますが、神使の鷺がこの森に群集していたのが名前の由来と伝えられています。
『鬼平犯科帳』、『剣客商売』、『父子鷹』など時代劇のロケ地にもなっています。
鷺森神社 3つのチェックポイント
9世紀創建の古社
参道は新緑・紅葉の穴場
境内は深閑とし時代劇のロケにも使われる
鷺森神社 | |
名称 | 鷺森神社/さぎもりじんじゃ |
所在地 | 京都府京都市左京区修学院宮ノ脇町16 |
電車・バスで | 叡山電鉄叡山本線修学院駅から徒歩10分 |
ドライブで | 名神高速道路京都南 |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 鷺森神社 TEL:075-781-6391/FAX:075-721-5272 |
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