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鈴虫寺(華厳寺)

1723(享保8)年に創建され、のちに臨済宗永源寺派に改宗したのが京都市西京区にある華厳寺。先代住職が鈴虫の音で坐禅の悟りをひらいたことから鈴虫の飼育に没頭。通年鳴り響くその鳴き声から、今や「鈴虫寺」と呼ばれています。願い事を一つだけ叶えるという「幸福地蔵」やユーモアあふれる住職の説法、美しい竹林も有名です。

5万匹にもおよぶ鈴虫の鳴き声が響く

境内には万虫供養塚も設けられ、秋の彼岸には虫供養も行なわれるとか。
また、竹林とカエデが生い茂る石畳の参道を上った先にあるのが、わらじを履いた幸福地蔵(幸福地蔵菩薩)。
どんな願い事もひとつは叶えてくれるというもので、授与品の幸福御守とともに願うとよいといわれています。

女性に人気の寺で、大広間の入場定員がある30分の鈴虫説法があるため、寺のホームページで混雑予想を発表しています。
住職・桂紹寿(かつらしょうじゅ)さんの鈴虫説法にお茶とお菓子が用意されるのは、禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいた考えなのだとか。

鈴虫寺(華厳寺)
名称 鈴虫寺(華厳寺)/すずむしでら(けごんじ)
所在地 京都府京都市西京区松室地家町31
関連HP 鈴虫寺公式ホームページ
電車・バスで 阪急嵐山線松尾駅から徒歩15分。または、JR京都駅から京都バスで48分、終点・苔寺下車、徒歩2分
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約10km
駐車場 70台/有料
問い合わせ 鈴虫寺(華厳寺) TEL:075-381-3830/FAX:075-381-3841
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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