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興聖寺

興聖寺

京都府宇治市にある曹洞宗の寺、興聖寺。宇治十二景「春岸の山吹」、「興聖の晩鐘」で知られた美しい寺。鎌倉時代に曹洞宗の開祖・道元が建立した興聖宝林寺が起こりで、日本における曹洞宗最初の寺。桜や紅葉、ツツジやサツキの名所でもあり、参道の琴坂の紅葉はとくに有名。

宇治十二景の「春岸の山吹」、「興聖の晩鐘」

琴坂の紅葉

『永平広録』によれば嘉禎2年(1236年)に開堂式が行なわれたという興聖寺。
その後、比叡山延暦寺の弾圧を受け、寛元元年(1243年)、道元が越前国に下向して以降廃れ、応仁の乱で荒廃。
慶安元年(1648年)、山城国淀藩初代藩主・長井尚政(ながいなおまさ=茶の湯を千利休、古田織部に学んだ茶人)により現在地に再興されています。
石門をくぐり、琴坂と呼ばれる長い参道を上ると、広大な境内(境内は京都府の興聖寺文化財環境保全地区に指定)には竜宮造りの白亜の楼門、法堂(本堂)、開山堂、方丈、宝物殿、天竺堂、大書院など、多くの伽藍が建ち並んでいます。
本堂の天井は伏見城の遺構ともいわれる「血天井」。

興聖寺庭園と琴坂は京都府の名勝です。

興聖寺
名称 興聖寺/こうしょうじ
所在地 京都府宇治市宇治山田27-1
関連HP 興聖寺公式ホームページ
電車・バスで 京阪電鉄宇治駅から徒歩10分、またはJR宇治駅から徒歩17分
ドライブで 京滋バイパス宇治東ICから約2km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 興聖寺 TEL:0774-21-2040
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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