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峰定寺

峰定寺

京都府京都市左京区にある本山修験宗の寺、峰定寺(ぶじょうじ)。昔、京の都を花と呼び、その都を背にしているので花背と呼んだという京都市街の北端、寺谷川に臨む花背の地、大悲山の山腹に建つ隠れ寺。大原からも国道477号で3つの峠を越える山深い地で、平清盛が工事を監督したという舞台懸崖造り本堂も圧巻。

本堂は舞台造建築としては日本最古のもの

寺伝によれば、久寿元年(1154年)、鳥羽法皇の勅願によって大峰熊野の修験者・三瀧上人観空が三間堂を建立、十一面千手観音菩薩像を安置したのが始まり。
崖に張りだして建つ舞台懸崖造りの本堂と仁王門は、平清盛が工事雑掌(工事の総監督)を担当したと伝わります。

その清水寺を凌ぐような迫力と、奇想天外の造りは海に浮かぶ厳島を造営した清盛ならではのものがあり、厳島神社が海に浮かぶなら、こちらはまさに山に浮かぶような造り。
平治元年(1159年)、平清盛は峰定寺に「佛舎利一粒唐羅漢十六鋪」(仏舎利1粒と唐羅漢16体)を奉安。
源平の戦乱にも逃れて、当時の建築物や仏像がそのままに残る貴重な空間となっています。

現存する本堂は、舞台造建築としては日本最古のものですが、貞和6年(1350年)頃の築と推測され、平清盛よりは後世の再建。
仁王門もやはり、貞和6年(1350年)の再建です。

境内はうっそうとした老杉に囲まれ、山容が吉野大峰山に似ていることから「北大峰」とも呼ばれ、山中は屏風岩・獅子岩などの奇岩がそそりたち、その険しい山上には、蟻の戸渡りなど修験者の行場があります。

荷物、カメラ、携帯電話など財布などの貴重品以外はすべて入山受付に預ける仕組み。杖と小物類を入れる袋が貸し出され、仁王門をくぐり本堂まで400段の石段を上ります。

本堂 、供水所、仁王門、木造千手観音坐像(本尊)、木造不動明王二童子立像・毘沙門天立像(脇侍)、木造釈迦如来立像、木造金剛力士立像(仁王像)は、国の重要文化財。

山深い花背で紅葉も少し早く例年11月上旬頃に見頃を迎えます。

峰定寺
名称 峰定寺/ぶじょうじ
所在地 京都府京都市左京区花脊原地町772
関連HP 峰定寺公式ホームページ
電車・バスで 京阪本線出町柳駅から京都バスで2時間、大悲山口下車、徒歩30分
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約41km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 峰定寺 TEL:075-746-0036
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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