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西本願寺・唐門

西本願寺・唐門

京都府京都市下京区、浄土真宗本願寺派の本山、本願寺(西本願寺)。天正19年(1591年)、豊臣秀吉の寄進で、大坂から移転したのが、現寺地での始まり。境内の南側、北小路通に南面して建つ唐門は、書院の正門で、聚楽第、伏見城の遺構、あるいは豊国社からの移築ともいわれるもので、国宝。

「国宝の桃山三唐門」のひとつ

高さ8.6m、幅5.37m、奥行き4.4m、檜皮葺き(ひわだぶき)、唐破風造り(からはふづくり)の四脚門で、桃山建築の代表作のひとつ。
唐獅子に牡丹、麒麟(きりん)に雲、鳳凰(ほうおう)、虎、豹(ひょう)、孔雀(くじゃく)、波に龍、鶴など豪華な彫刻が施され、その見事さに日が暮れるのも忘れることから「日暮らし門」とも呼ばれています。

建築年代は、慶長年間(1596年〜1615年)以降と推測されることから、秀吉時代の聚楽第という可能性はなくなります。

豊国神社の唐門、大徳寺の唐門とともに「国宝の桃山三唐門」(京都国宝三唐門)に数えられています。

西本願寺・唐門
名称 西本願寺・唐門/にしほんがんじ・からもん
所在地 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル
関連HP 本願寺(西本願寺)公式ホームページ
電車・バスで JR京都駅から徒歩18分で御影堂門、または市バスで6分、西本願寺前下車
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約5.7km。または、阪神高速8号京都線鴨川西出口から約3.5km
駐車場 300台/無料
問い合わせ 本願寺(西本願寺) TEL:075-371-5181/FAX:075-351-1372
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

本願寺(西本願寺)

浄土真宗本願寺派の大本山が本願寺(西本願寺)。1272(文永9)年、親鸞の娘・覚信尼(かくしんに)が東山大谷に創建した大谷廟堂が起源。3世・覚如(かくにょ)の時代に大谷廟堂を寺院化して本願寺と称しました。戦国時代には寺地が転々としますが秀吉

豊国神社・唐門

京都府京都市東山区にある豊臣秀吉を祭神とする神社が豊国神社。入母屋造、檜皮葺きの唐門は、もともとは伏見城にあったものを廃城の際、二条城に、さらに以心崇伝が寛永4年(1627年)、二条城の唐門を譲り受けて金地院に。明治維新後の再建の際に金地院

 

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