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日本のフェリーでもっとも豪華な船室(テラス付きの場合)は?

フェリー「らべんだあ」

もっとも広い船室は、新日本海フェリーの新潟~小樽航路に就航する「らべんだあ」、「あざれあ」の56平米(そのうちテラスが8平米)です。豪華客船の旅のあこがれのひとつが、テラスのある船室ですが、新日本海フェリーの他の航路を含め全スイートルームにはテラスが付く設計になっています。

グリルでのコースディナーがセットの広々「スイート」

フェリー「らべんだあ」

新日本海フェリーの新潟〜小樽航路に就航する「らべんだあ」、「あざれあ」は、総トン数1万4214t、全長197.5m、幅29.4mで、2017年にデビューした豪華フェリー。

大浴場には露天風呂が備わるほか、飲食設備もコーヒーや軽食、ソフトクリームなどが味わえる「カフェ」、タブレットオーダーシステムを採用する「レストラン」、本格的なコース料理(ディナーはフレンチ、ランチは会席料理)の味わえる「グリル」(事前予約制、4月~10月限定)もあり、スイートルームに泊まってグリルを利用すれば、客室の豪華さ、料理の内容、お風呂の雰囲気はクルーズ客船に負けないレベルになります。

少しワイドな幅を活かして、テラスも備わっているので、ゴージャスな雰囲気もアップ。
船の船尾側にオープンデッキもありますが、部屋からプライベートなテラスに出られるのは、ちょっと優雅な気分に浸ることができます。

バス、洗浄機付トイレ、独立洗面所、クローゼット、テレビ、DVDプレイヤー、冷蔵庫が備わり、ガウン、バスローブ、タオル、スリッパ、ティーセット(コーヒー、紅茶、日本茶パック、ミルク、砂糖)など、ホテル並みのセットもあり、快適に過ごすことができます。

料金には、グリルでの食事(小樽行きの便が昼食・夕食各1回、新潟行きの便が、夕食・朝食各1回)が込みとなっているので、少し得した感じに。
2024年3月(春休み)の平日に利用した場合だと、大人2名で8万6200円。
ひとり4万3100円ですが、グリルでのランチ(4500円)、ディナー(6000円)を引けば、6万5200円がスイートルームのルームチャージということになります。
これで2名の移動分が含まれるので、ひとり3万2600円がスイートルームでの移動代金という計算に。

56平米(そのうちテラスが8平米)という広さは、クルーズ客船の最上級船室と比較しても、「飛鳥Ⅱ」のAアスカスイート(45.8平米)、「にっぽん丸」の「ビスタスイート」(37平米〜42平米)よりも広いということになります。
クルーズ船とは内装、料理、サービスも異なるので、単純比較はできませんが、料金だけを比べるとかなりのエコノミーさで、「豪華なキャビンでの船旅」を楽しむことができます。

さらに日本を代表する豪華な列車旅でPRするJR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」ですが、四季島スイート(メゾネットタイプ)で、広さは20平米、通常のスイートは9平米なので、やはり広さでは日本海フェリーのスイートに軍配が上がります。

スイートの乗船客が食事に利用する「グリル」(本来は完全予約制)
季節替わりのディナーの一例
日本のフェリーでもっとも豪華な船室(テラス付きの場合)は?
関連HP 新日本海フェリー公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本のフェリーでもっとも豪華な船室(テラスなしの場合)は?

日本の長距離フェリーは、日本長距離フェリー協会によれば、2023年3月現在、15航路あります。そのなかで、もっとも広い豪華な船室を誇るのが、テラスを含めない場合は、太平洋フェリー(名古屋〜仙台〜苫小牧)の「いしかり」、「きそ」のロイヤルスイ

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