成田空港のLCC専用ターミナル(成田空港第3ターミナル)が2015年4月8日にオープンしました。
どう変わったのか? どうアクセスすればいいのか?
実際にバニラエアに搭乗してチェックしてみました。
第2ターミナルからだとシコタマ歩く!
一般的に考えられるアプローチ方法が、第2ターミナルまで京成のスカイライナーなどで到達して、そこから連絡バスなどでの移動。
実は空港周辺のホテルに前泊した場合でも連絡バスは、目下のところ第2ターミナル、第1ターミナルしか寄りませんので、第2ターミナルが起点となります。
黄色い色の連絡バスは10分ほどですが、だいたいその乗り場を見つけるのがひと苦労。
探してるのなら歩いた方が早いとばかりに、普通は歩く人が大半です。
矢印に従って歩き始めると、
なぜかいったん外に出て、青いペイントされたルートに従って歩くことに。
ん? 第3ターミナルまで670m。
起点となる部分まで早くも数分が経過しているのに、「ここがスタートですよ」といった感じの表示です。
そこからはひたすら歩くだけですので詳しくはY0uTubeの動画を見ていただければと。
荷物が多い人はカートの利用となるでしょうが、最後にはカートが使えないエスカレーターという「関門」まで用意されています。
フードコートもあるぞ!
それでも到着したターミナルは、これまでのターミナルのフチの方に追いやられていた感じとは違って、まさに空港ターミナルといった感じ。
バニラエアのチェックインカウンターも、国際線、国内線に分かれて一人前です。
スプリングエア(春秋航空)も誇らしげな感じ。
しかもコンビニや土産ショップは当然のことながら、手荷物検査場の前には大型スーパーを思わせるフードコートも。
スーパーのフードコートより、少し単価が高い感じもしますが、まあ空港という土地柄しょうがないと諦めもつきます。
第3ターミナルには高速バスが便利
テレビなどの報道もあって、第2ターミナル→(徒歩)→第3ターミナルという発想が頭にしっかりと記憶されている人も多いかと思いますが、
実は「歩かないで済む」方法もあるのです。
それが高速バス。
東京駅八重洲南口の7番乗り場から出発する「THEアクセス成田」(平和交通とJRバス関東の共同運行)なら1000円で成田空港第3ターミナルに直通。
しかも料金は1000円(乗車は予約が優先です/座席確保制・自由席)。
深夜、早朝便もちゃんと用意されていますがちゃんと用意されていますが、
「そのバスだと、第3ターミナルのソファー席や椅子はもう満席で、床にねることに」
なのだとか。床に眠りたくない人は、空港周辺での前泊をおすすめ。
このTHEアクセス成田は、夕方以降の便は(深夜、早朝便を除き)、空港へは行かず、成田空港周辺ホテル行きに変身します。
もうひとつの高速バスが、京成バスと成田空港交通が共同運行の「東京シャトル」。東京駅八重洲口前が乗り場で、THEアクセス成田に比べて少し乗り場が分かりづらいのと雨の日が大変というデメリットがありますが、予約しておけばこちらは900円と100円お得。
座席などは、THEアクセス成田が全42席のゆったりレイアウト(トイレ付)で、こちらに軍配が上がります。
バニラエアで千歳に
では、以前の搭乗と何が違うかといえば、たとえば、バニラエアは前身のエアアジアジャパン時代から掘っ立て小屋のようなところからバスに乗っていましたが、それが羽田空港のバス送迎のような場所に変身。
しかも専用ターミナルなので、飛行機までの距離も近いので移動もラクチン。
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