東京都内で観光的に入洞できる鍾乳洞は、奥多摩エリアの3ヶ所。最大の日原鍾乳洞(奥多摩町)を筆頭に、あきる野市にある大岳鍾乳洞、三ツ合鍾乳洞です。養沢鍾乳洞(あきる野市)は、平成12年で観光鍾乳洞としての公開は終了しています。
日原鍾乳洞|奥多摩町
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原760
総延長:1270m、高低差134m(公開されているのはその一部)
洞窟内の温度:年間を通じて11度
歴史:鎌倉時代に一石山大権現(いっせきさんだいごんげん/一石山御岩屋)として修験道の行場となった聖地
概要:規模は瀧谷洞(ろうこくどう/埼玉県秩父市)と並び関東で最大級ですが、瀧谷洞が非公開のため、公開される鍾乳洞では関東ナンバーワン
石筍(せきじゅん=床から搭状にのびる石)、石柱が林立の新洞がハイライト
大岳鍾乳洞|あきる野市
所在地:東京都あきる野市養沢1587
総延長:300mほど
洞窟内の温度:11度〜13度
歴史:田中雄嘉造が山仕事の最中に谷の清水から白い煙が立ち上るのを発見、昭和36年に探索し、洞窟を確認、夫婦で土を手で掻き出し、中に人が入れるように整備して、公開
概要:孫の田中嘉伸・友美夫妻が、跡を継ぎ、公開中
所要時間5分ほどのチャレンジコースは、入口で貸し出すヘルメットを着用
三ツ合鍾乳洞|あきる野市
所在地:東京都あきる野市養沢1075
総延長:120m
洞窟内の温度:不明(他の鍾乳洞より洞内の気温は少し高め)
歴史:昭和45年に発見された比較的に新しい鍾乳洞
概要:その名の通り3つの洞窟が重なるように3段になっている縦穴で、落差12mの不老長寿の水「竜神の滝」も懸かっています
都合により休業となる場合もあるので、事前に確認してから探訪を
東京三大観光鍾乳洞とは!? | |
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