2024年7月13日(土)~7月14日(日)、三重県松阪市の中心商店街周辺で『松阪祇園まつり』が行なわれます。『初午大祭』、『氏郷祭り』と並び「松阪三大祭り」のひとつ。松阪神社・八雲神社・御厨神社(みくりやじんじゃ)の3つの神社から神輿が繰り出し町中を勇壮に練り歩く「三社みこし」が祭りのハイライトです。
牛頭天王を祀る4社の祭礼がルーツ
平安時代、京で始まった御霊会(ごりょうえ)に由来し、牛頭天王(ごずてんのう=釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神で、神仏習合の神、本地仏は薬師如来)を祀る感神院祇園社(現・八坂神社)の祭りが松阪に波及したもの。
明治初年の神仏分離以前は、弥勒天王(日野町・八雲神社)・御厨天王(本町・御厨神社)・雨竜天王(魚町・雨竜神社、明治41年松阪神社へ合祀)・毘沙門天王(西町・八重垣神社、明治41年松阪神社へ合祀)の松阪四天王といわれる牛頭天王を祀る天王社の祭礼で、旧暦6月7日〜6月14日に行なわれていました。
このうち、神輿が繰り出されたのは弥勒天王(現・八雲神社/善福寺が別当)で、元禄年間(1688年~1704年)には神輿が松阪を練り歩きました。
御輿渡御は例年土曜15:00~16:20(昼渡御練り込み16:10~)、17:30~20:30(夜渡御練り込み20:20~)。
クライマックスの夜渡御はたくさんの人出があり賑わいます。
日曜には八雲神社の神輿が練るほか、1000人が踊る「松阪鈴おどり」や、松阪市無形民俗文化財「松阪しょんがい音頭と踊り」が行なわれ、八雲神社界隈には露店が軒を連ねます。
松阪祇園まつり|松阪市|2024 | |
開催日時 | 2024年7月13日(土)~7月14日(日) |
所在地 | 三重県松阪市日野町690、殿町1445、本町2304 |
場所 | 八雲神社、松阪神社、御厨神社 |
関連HP | 松阪祇園まつり公式ホームページ |
電車・バスで | JR・近鉄松阪駅から徒歩すぐ |
ドライブで | 伊勢自動車道松阪ICから約6km |
駐車場 | 松阪市駐車場(200台/無料) |
問い合わせ | 松阪市観光協会 TEL:0598-23-7771/FAX:0598-26-4778 |
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