宮城県丸森町下川張地区にある大張沢尻棚田は、「日本の棚田百選」のひとつ。5月中旬の田植えから、10月中旬の稲刈りまで、美しい稲作風景が広がります。江戸時代から昭和30年代にかけて開墾された総面積4.1ha、56枚の棚田(耕作されるのは27枚ほど)。水は天水・湧水に頼っています。現在では毎年約6トンを収穫しています。
「日本の棚田百選」選定の丸森町の棚田
下川張地区の農家7戸により 「大張沢尻棚田保全委員会」 が結成され、不整形な棚田で耕作が続けられていましたが、高齢化や過疎化により平成24年に解散。
現在では急勾配(平均勾配1/8)の土地を、数少ない農家が耕作しています。
令和元年には台風19号の被害を受け、その復旧などにも大変な労力が必要となり、存続が危ぶまれています。
名称 | 大張沢尻棚田/おおはりさわじりたなだ |
所在地 | 宮城県伊具郡丸森町大張川張宗膳 |
関連HP | 丸森町観光物産振興公社公式ホームページ |
ドライブで | 東北自動車道国見ICから約22km。または、白石ICから約20km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 丸森町観光案内所 TEL:0224-72-6663 |
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