公共交通機関空白地帯の救世主!? 自動運転車両「ミコぴょん号」運行開始

新潟県弥彦村で、新潟県内初となる自動運転車両「ミコぴょん号」の運行が2024年2月2日（金）から始まっていますが、12月14日（土）から旅行者をもターゲットに、土日の運行もスタート。現在運転されている広域循環バス「やひこ号」の空白エリアを補う目的で運行されるバスで、「MiCa」という8人乗りの電気自動車を使用。

エストニア製の電気自動車2台を投入！

祝日を除く毎週月・木・金・土・日曜、弥彦村役場を起点とする北吉田ルート（JR越後線・北吉田駅〜弥彦村役場／片道約5.7km）と井田ルート（井田上児童バス停〜弥彦村役場／片道約2.5km）に1日4往復運行。
13ヶ所にバス停が設置され、料金はなんと無料。
乗車にあたっては予約は不要ですが、予約することもできます。
車内が満員の場合は乗車できないので、確実に乗車する場合は予約するほうが賢明。

360度カメラを搭載した車両でルートを走行し、3Dマップを作成。
車両はその3DマップとGPSの両方で位置確認をしながら走行します。

自動運転車両とはいうものの、ドライバーは同乗しているので、安心です。
信号や止まれの交差点は、基本的に止まるようにプログラムされていますが、ドライバーの目視により、安全確認を行なってもいます。

電気自動車で、登坂でも、下り坂でも時速20kmを維持でき、弥彦村公式マスコットキャラクター「ミコぴょん」が描かれる愛らしい車体。
遠隔監視システムは、ソフトバンクの子会社、BOLDLY（ボードリー）が担当しています。
車体自体は、エストニアのAuve Tech（オーブテック）製。

弥彦村は人口7300人ほどの村ですが、有名な弥彦神社、弥彦山があることから、毎年200万人もの観光客が訪れ、観光客の利用も視野に入れています。

公共交通機関空白地帯の救世主!? 自動運転車両「ミコぴょん号」運行開始

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