サイトアイコン ニッポン旅マガジン

大峯山寺

大峯山寺

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち、吉野山から大峯山を経て熊野本宮大社に至る80kmの「大峯奥駈道」(おおみねおくがけみち)の中心的存在が大峯山寺(おおみねさんじ)。山上ヶ岳(1719.2m)の山頂近くに建っています。大峯山寺のある山上ヶ岳は今も女人禁制で毎年5月3日に戸開式、9月23日に戸閉式が行なわれています。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録で、今も女人禁制の寺

金峯山寺(きんぷせんじ)の吉野山から大峯山の主峰・山上ケ岳(1719.2m)にかけての一帯は古くは金峯山(きんぷせん)と称した山岳信仰の聖地です。

白鳳時代に役行者(えんのぎょうじゃ=役小角・えんのおづぬ、修験道の始祖)が修行に入った金峯山に開いた寺で、山上ヶ岳山頂近くには大峯山寺本堂が、山麓の吉野山に金峯山寺蔵王堂が建っています。

現在では別の寺になっていますが、吉野山の金峯山寺と山上の大峯山寺は元来「金峯山寺」という一つの修験道寺院で、現在のようにふたつに分かれるのは明治の神仏分離、廃仏毀釈以降のこと。
ともに蔵王権現を祀る吉野山の金峯山寺蔵王堂に対して、山上蔵王堂とも呼ばれています。
ちなみに「金峯山」は、吉野山から山上ヶ岳に至る山岳聖地全体の呼称で、7世紀末に修験道の祖である役小角が、金峯山で感得した蔵王権現を刻んで本尊とし、山頂に蔵王堂を建立したのが始まりです。

明治の神仏分離の荒波にも耐え、神仏混淆、修験道としての聖地として今に伝えられているのです。

大峯山寺は、戦国時代に一向宗との争いで堂宇を焼失。
現存する伽藍はその後の再建です。
本堂は元禄4年(1691年)の再建で、国の重要文化財。

大峯山寺の本堂までは山麓の洞川から徒歩4時間が必要。

大峯山寺の護持院5箇院
現在、大峯山寺本堂は吉野山の櫻本坊、竹林院、東南院、喜蔵院、登山口である天川村洞川の龍泉寺の5ヶ寺の「護持院」が交替で維持管理にあたっています。大峯山寺本堂近くにはこれら5か寺の宿坊があり、一般登山者も山小屋代わりに宿泊可能です。
大峯山寺
名称 大峯山寺/おおみねさんじ
所在地 奈良県吉野郡天川村洞川
関連HP 天川村公式ホームページ
電車・バスで 近鉄吉野線下市口駅から奈良交通バス洞川温泉行きで終点下車、徒歩約4時間
ドライブで 京奈和自動車道御所南ICから約42kmで大橋茶屋駐車場(大峰大橋)
駐車場 大橋茶屋駐車場(有料)
問い合わせ 天川村総合案内所 TEL:0747-63-0999
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
TOPの画像/大峯山寺本堂(撮影:矢野建彦/画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了