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大塔宮迎徳碑

大塔宮迎徳碑

奈良県吉野郡吉野町、吉野山の上千本の標高435.1mの小丘は、山城時代の吉野城の遺構のひとつ。昭和14年に建立された大塔宮仰徳碑(だいとうのみやぎょうとくひ)が立っていますが、一帯の地名は火の見櫓。僧兵が詰める塔頭の並んだ吉野山の火の見張りと推測できますが、狼煙(のろし)を上げる狼煙台の可能性も。

吉野山の火の見張り台跡

後醍醐天皇の皇子・大塔宮(おおとうのみや・だいとうのみや=護良親王・もりよししんのう)は、鎌倉幕府の倒幕に立ち上がり、吉野山(山全体が吉野城)に籠城し、北条方の鎌倉幕府軍6万を迎え撃ち、命からがら高野山に逃れています(元弘の乱)。
その後、幽閉先の隠岐(おき)を脱出した後醍醐天皇が倒幕を果たし、建武の新政、そして吉野山での南朝樹立へとつながっています。

皇紀二千六百年(昭和15年)と建武中興千六百年を記念して建てられた大塔宮仰徳碑ですが、戦時下の「忠君愛国」を背景に、碑が建立されたことがわかります。

猿引坂を上った丘に三角点(標高435.1m)が置かれているのは周囲の眺めのいい証し。
北東に後醍醐天皇陵が位置し、ちょうど裏鬼門を守るような位置に立てられています。
一帯は桜展示園として園地に。

すぐ下の大峯ケーブルバス竹林院前バス停の天王橋は、吉野城にとって重要な南面を守る空濠の跡。
竹林院前バス停前の宿「太鼓判」1階の「うなぎ屋太鼓判」では、三河一色産のうなぎを味わうことができます。

大塔宮迎徳碑
名称 大塔宮迎徳碑/だいとうのみやげいとくひ
所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山
電車・バスで 近鉄吉野線吉野駅から徒歩40分。または、ロープウェイ吉野山駅から徒歩25分
ドライブで 西名阪自動車道郡山ICから約34km
駐車場 下千本駐車場(100台/観桜期は有料)
問い合わせ 吉野町観光案内所 TEL:0746-39-9237/FAX:0746-39-9178
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

吉野山・上千本

吉野山の桜は、山麓から山上に向かって下千本(しもせんぼん)、中千本、上千本(かみせんぼん)、奥千本と続きますが、山上で眺めが良いのが上千本。雲井の桜、上千本、布引の桜、天人桜、夢見桜そして絶景の花矢倉展望台などがあります。標高は390m~6

 

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