愛知県瀬戸市薬師町にある「招き猫ミュージアム」の西側、「STUDIO 894」(スタジオ ヤクシ)前にデンと横たわるのが、「涅槃大招き猫」(ねはんだいまねきねこ)。全長は6mほどの巨大な招き猫ですが、釈迦涅槃図(しゃかねはんず)、涅槃仏のように横たわる姿は、新たな瀬戸のシンボルに。
「STUDIO 894」では招き猫の絵付け体験も可能
「招き猫ミュージアム」は、日本最大の招き猫の博物館ですが、大正レトロ風の建物は瀬戸中心市街地の新たなランドマークにもなっています。
そのすぐ横に、この「涅槃大招き猫」があるのですが、瀬戸市の宣伝下手なのか、まだまだあまり知られない存在です。
「涅槃大招き猫」は工房アースワーク代表HISOKA(宮内秘)の作品。
「猫(ね)寝(ね)涅(ね)の言葉の響きとイメージをキャラクター化し『招き猫のイノベーション』として人が集まるパブリック空間になるようにとの思いで制作しました」とのこと。
愛らしいデザインは、宮内秘さんの妻で立体造形などを手がけるアーティスト宮内久美子が担当。
『夫婦阿吽招き猫』などの秀逸な作品もあるので、涅槃もお手の物といった感じです。
「涅槃大招き猫」の背後にある「STUDIO 894」は、干支置物や招き猫などの縁起物を作り続けてきた中外陶園が運営するやきもの体験型複合施設で、2023年9月にオープン。
体験する」、「鑑賞する」、「憩う」の3つをテーマに、瀬戸のやきものの多様な魅力を体感できるようになっています。
招き猫の絵付け体験もできるので、「涅槃大招き猫」を見た後は、ぜひ「STUDIO 894」にもお立ち寄りを。
瀬戸市の「涅槃大招き猫」は、ニャンとも巨大! | |
所在地 | 愛知県瀬戸市薬師町1 |
場所 | STUDIO 894 |
関連HP | STUDIO 894公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄尾張瀬戸駅から徒歩10分 |
ドライブで | 東海環状自動車道せと赤津ICから約4km |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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