毎年2月立春の日10:00〜14:00、秋田県にかほ市の金浦山神社で『掛魚まつり(かけよまつり)』(別名:たらまつり)が行なわれます。厳寒の荒々しい日本海の金浦漁港に水揚げされた重さ10kgもある寒鱈(かんたら)を棒に吊るし、各船主が二人がかりで、海上安全と大漁祈願を祈り、2kmを練り歩き金浦山神社に奉納します。
漁師が氏神様にお供えする魚が掛魚
掛魚(かけよ)とは、漁師が氏神様にお供えする魚のこと。
記録がないため『掛魚まつり』の創始がいつ頃かは定かでありませんが、元禄年間(1688年〜1704年)に始まったともいわれています。
にかほ市民にとって鱈は神の魚で、「鱈しょっつる」は生活に密着した食文化となっています。
金浦漁港に水揚げされた寒鱈は、2kmの道のりを金浦山神社(このうらやまじんじゃ=神仏習合時代には中山観音)まで運ばれます。
神事(祈祷、巫女の舞、獅子舞)の後、勢至公園広場では、にかほ市特産品販売、鱈かつぎ体験、たら汁販売などが催されています。
町内2kmを練り歩く経路は最初出発地(秋田県漁業協同組合荷捌き所に集合)→にかほ市商工会館前→駅前十字路→秋田銀行金浦支店前→金浦山神社奉納→勢至公園観音潟広場(金浦山神社向)イベント会場。
掛魚まつり(たらまつり)|にかほ市 | |
開催日時 | 立春の日10:00〜14:00 |
所在地 | 秋田県にかほ市金浦木の浦山18 |
場所 | 金浦山神社 |
関連HP | にかほ市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR金浦駅から徒歩10分 |
ドライブで | 日本海東北自動車道金浦ICから約2km |
問い合わせ | にかほ市観光協会 TEL:0184-43-6608 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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