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三河の茶所・西尾、お茶のながや「粉末緑茶」【愛知県西尾市】

お茶のながや「粉末緑茶」

愛知県西尾市といえば知る人ぞ知る茶の産地。愛知県民に「西尾」といえば「抹茶」と答える有名な抹茶の産地で、碾茶(てんちゃ)では全国生産の2割を占めるほど。抹茶にする茶葉を粉にする技術を活かしてつくられたのがお茶のながや「粉末緑茶」。食卓にあると実に重宝するアイテムです。

吉良茶を生産する唯一の農家から、お茶を購入

愛知県西尾市は、抹茶生産では全国1、2を争うシェアを占めていますが、宇治に比べればその知名度はイマイチ。
抹茶に限定した地域ブランドは全国初となる「西尾の抹茶」として目下PR中です。

「西尾のお茶は、地元では抹茶で有名ですが、実は9割以上が食品加工用に使われています。つまり粉にする技術が卓越しているんです」
とは、地元製茶関係者の話。

西尾市上町の(株)あいや、(株)葵製茶など大手メーカーでは工場見学も可能ですが、今回注目は、家庭的な農園である「お茶のながや」。
愛知県道318号(宮迫今川線)沿いに生産直売の小さな店を構える製造直売の農園。
『忠臣蔵』の吉良義央や清水次郎長の兄弟分として幕末期に活躍した「吉良の仁吉」(きらのにきち)で有名な西尾市吉良町の茶園です。
3代目園主・長谷敦司さんが、「美味しくて、身体にいいお茶を届けたい」というポリシーで、農薬、化学肥料を極限まで使わず、番茶除くすべての畑で被覆をを実施(茶摘み前に遮光をすることで
旨味が強くまろやかなお茶に)するなど、こだわりのお茶を生産。
しかも製造、販売まで一貫して行なっています。
無名の吉良茶ですが、吉良茶を生産する唯一の農家でもあるのです。

玉露、やぶきた、かぶせ茶、煎茶(特上煎茶、上煎茶、煎茶)、かりがね、番茶、芽茶、玄米茶、ほうじ茶と種類が豊富ですが、注目は、粉末緑茶。
「お湯を注いでも、水を入れても溶ける」のが売りで、実に便利。
鮮やかな色と、旨み、香り、渋みのバランスが絶妙です。

西尾のお茶生産者に話を聞くと、
「お茶に含まれる茶カテキンは、通常の飲み方ですと3割ほどしか摂取できません。西尾の卓越した技術で製造される抹茶や粉茶なら全部取り入られるので、健康にもいい!」
とのこと。

抗酸化作用で老化防止、動脈硬化や高血圧の予防、糖尿病予防などに注目を浴びる茶カテキン。
粉末緑茶を日常使いにするのはサイフに優しく、身体にもいい!
夏場は水に溶いて飲むこともできます。

お茶のながやのオンランショップでも購入できます(クリックポスト、レターパック+対応の数なら送料もお得)。

お茶のながや
名称 お茶のながや/おちゃのながや
所在地 愛知県西尾市吉良町宮迫漆畑46
関連HP お茶のながや公式ホームページ
ドライブで 国道23号(岡崎バイパス)幸田桐山ICから約3.5km。東名高速道路岡崎ICから約18km
駐車場 あり/無料
問い合わせ お茶のながや TEL:0563-35-0587/FAX:0563-35-0357
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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