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白馬八方温泉・おびなたの湯

白馬八方温泉・おびなたの湯

長野県白馬村、白馬八方から白馬岳登山口の猿倉に向かう途中にある簡素な入浴施設が白馬八方温泉・おびなたの湯。露天風呂のみですが、白馬八方温泉の源泉に最も近く、飲泉も可能です。泉質はアルカリ性単純温泉ですが、pH11を超えるという強アルカリ性は、日本でもトップクラス。湯上がりには、つるつる、すべすべになります。

白馬八方温泉の源泉に最も近い露天風呂

鑓ヶ岳(やりがたけ/2903.2m)山腹の白馬鑓温泉(標高2010m)の湯を竹筒を使って山麓(二股)に引こうという夢のような計画は明治の初めからあり、明治9年に着工しましたが、大雪崩事故(21人が犠牲に)などで断念。
昭和58年に白馬鑓温泉下の南股入で国内屈指の成分を持つアルカリ性単純泉の源泉の掘削に成功し、昭和61年に真っ先に誕生したのがこの「おびなたの湯」(源泉から下流へ1800m)です(八方温泉街はさらに3km引湯)。
野趣あふれる露天風呂には、明治以来の白馬の人々の苦労が隠されているのです。

夏山シーズンには、白馬登山者の利用が多く、やや混雑するのが難点ですが、源泉かけ流しで実に爽快。
雪に埋もれる冬季は送迎付きの貸し切り露天風呂として活用されています。

つるつる、すべすべになる「美人の湯」といわれる白馬八方温泉の公衆浴場は他に八方交差点近くに最も大きな日帰り温泉「八方の湯」、八方温泉街・ゴンドラ入口に「郷の湯」(さとのゆ)、みみずくの社に白馬三山を眺望する「みみずくの湯」があります。

白馬八方温泉・おびなたの湯
名称 白馬八方温泉・おびなたの湯/はくばはっぽうおんせん・おびなたのゆ
所在地 長野県北安曇郡白馬村北城9346-1
関連HP 白馬八方温泉公式ホームページ
電車・バスで JR白馬駅からタクシーで8分
ドライブで 上信越自動車道長野ICから約49km。長野自動車道安曇野ICから約53km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 白馬八方温泉・おびなたの湯 TEL:0261-72-3745
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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