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牛伏寺断層

牛伏寺断層

長野県松本市と塩尻市を通る活断層が、牛伏寺断層(ごふくじだんそう)。松本市街の南西、中山丘陵の西側、牛伏川(うしぶせがわ)沿いで、牛伏寺があるのが名の由来です。糸魚川‐静岡構造線途中で、全長17kmほど(北北西一南南東方向)。市街地を除く5kmほどで断層が確認できます。

車道脇の崖が断層崖という場所も!

長野県道63号(松本塩尻線)、松本市中山地区からの眺め

牛伏寺断層は、1000年に1回程度活動しており、最後の地震は1200年前頃と推測されるため、日本の活断層の中で最も確率が高いグループに入っていて、M8程度の規模の地震が発生する可能性が高いとされる地域です(地震発生で松本市内で1000人以上の死者が出ると推定されています)。

断層線に沿っては、断層崖、断層谷(ケルンコル)、断層突起(ケルンバット)、河川屈曲などが確認できるため、地質学の現地学習の場としても最適です。
松本市営の中山霊園(松本市中山)からは、松本盆地、北アルプスが美しく眺望できますが、牛伏寺方向に伸びる断層が確認できます。

牛伏川フランス式階段工は、牛伏寺断層に沿っているため「大欠け」と呼ばれる大崩壊地からの崩落などによる土砂の流出が多く、10年に一度の大水害をもたらしたことから、大正5年に延長141m、落差23mの石張りの流路をつくり、そこに19段の段差を構築したもの。
砂防環境整備事業の「牛伏川砂防学習ゾーン」として水遊びの広場、キャンプ場などが整備され、「牛伏川階段工」として国の登録有形文化財に指定されています。

中山台の東、実はこの崖こそが牛伏寺断層
牛伏寺断層
名称 牛伏寺断層/ごふくじだんそう
所在地 長野県松本市内田内田
ドライブで 長野自動車道塩尻北ICから約6km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

牛伏寺

松本市の鉢伏山中にある真言宗の古刹、牛伏寺(ごふくじ)。寺伝によれば天平勝宝7年(756年)、善光寺へと運ぶ唐からの大般若経600巻を積んだ2頭の牛がこの地で倒れ、経巻を納めて牛の霊を祀ったのが始まりという。古来から牛伏厄除観音として有名で

牛伏川フランス式階段工

美ヶ原の南にそびえる鉢伏山(1928.8m)を源とする信濃川水系の一級河川・牛伏川(うしぶせがわ)。山麓の牛伏寺(ごふくじ)近くで扇状地となって松本平に流れ出ますが、そこに築かれた「牛伏川階段工」は、国の登録有形文化財に指定。フランスの階段

 

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