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坂戸橋

坂戸橋

長野県上伊那郡中川村、養命酒発祥の地近く、天竜川に架かる橋が、坂戸橋(さかとばし)。全長77.9m、高さ20m、昭和7年に架橋された鉄筋コンクリートアーチ橋で、国の重要文化財に指定されています。橋を含めて全長600mという短い長野県道217号(大草坂戸線)の橋ですが、周辺に桜が植栽され、桜の開花期には見事です。

支間70mは、戦前に架橋された道路橋として国内最大!

山間部の自動車交通の改善を目的として、長野県土木課の設計・直営工事で完成した大規模な鉄筋コンクリート造りのアーチ橋。
急流で知られる天竜川のため、明治22年に架橋された初代は流されてしまい、明治36年に有料の吊り橋となりましたが、コンクリート造りの永久橋への架け替え要望が高まった結果、矢作水力(「電力王」福澤桃介ゆかりの企業で、矢作川水系、泰阜ダムなど天竜川水系の発電施設を運営)の資金協力を得て、現在の橋が誕生しました。
架橋当時、地元では、「東洋一の坂戸橋」と称されたほどの名所となっています。

支間(スパン)70mは、戦前に架橋された道路橋として国内最大で、昭和前期における日本の技術力の高さを示すことができる建造物であること、美観に配した美しいアーチ橋ということで、国の重要文化財に指定されています。

坂戸橋
名称 坂戸橋/さかとばし
所在地 長野県上伊那郡中川村大草〜片桐
関連HP 中川村公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道松川ICから約10km、駒ヶ根ICから約14km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 中川村観光協会 TEL:0265−88−3001
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大草城址公園

長野県上伊那郡中川村、中川村役場の南700mほどのところにあるのが、大草城址公園。現在の大鹿村にあった大河原城の城主・香坂高宗(こうさかたかむね)が南北朝時代(14世紀)に築いた城。現在では残雪の中央アルプス南部の山々を借景に咲く桜の名所と

 

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