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七ツ釜鍾乳洞

七ツ釜鍾乳洞

長崎県西海市にある七ツ釜鍾乳洞は昭和3年に発見され、昭和11年、国の天然記念物に指定された鍾乳洞群。約3000万年前の新生代古第三紀層にできた比較的に新しい鍾乳洞で、石灰分を含んだ砂岩でできています。現在35ヶ所ほど発見されていますが、このうち一般公開された天然記念物保護洞・清水洞の全長は1600m。

新生代の地層にあるので、鍾乳洞としては「新しい洞窟」

地層には、石灰藻や二枚貝の化石を多く含んでいることから、もともとは海底で、隆起した後に、地下水の侵食作用で鍾乳洞となったと推測されています。

昭和3年8月に、当時の七浦尋常高等小学校(後の西海町立南小学校、平成28年閉校)校長や職員らの数度に渡る調査で発見された鍾乳洞。
清水洞の観光コースは250mほどで、所々でライトアップされた18種の鍾乳石を観察可能。
洞内5ヶ所(清水の滝、金明の滝、霊泉の滝、奥の滝、空滝)に滝が落ち、入口から55m地点の清水の滝は落差6mで最大。

内部の気温は14度~16度で一定しています。
夏場は、ひんやりと涼しく感じるので、羽織るものを一枚持参を。

出口には岩石・化石資料館、自然遊歩道も整備されています。

また1週間前までに2名~10名のグループで「地底探検ツアー」をNPO法人西海市観光協会七ツ釜鍾乳洞事務所まで予約すれば、最深部の800mにガイド付きで入洞可能(繁忙期やイベント開催中は不可)。

七ツ釜鍾乳洞
名称 七ツ釜鍾乳洞/ななつがましょうにゅうどう
所在地 長崎県西海市西海町中浦北郷2541-1
関連HP 西海市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR長崎駅前から長崎バス板の浦行きで1時間34分、終点下車、大串行きに乗り換え20分、七ツ釜鍾乳洞入口下車
ドライブで 西九州自動車道(武雄佐世保道路)佐世保大塔ICから約27km
駐車場 700台/無料
問い合わせ 七ツ釜鍾乳洞 TEL:0959-33-2303
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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2023年8月1日

 

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