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和多都美神社

長崎県対馬市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の古社が和多都美神社(わたづみじんじゃ)。海神である豊玉彦尊が対馬に宮殿を築いた跡地といわれ、彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の夫婦神が祀られています。対馬屈指のパワースポットで、竜宮伝説も残されています。

本殿正面のに配された5つの鳥居のうち2つは、海中にそびえ、潮の干満でその風景が変化する絶景の地。
しかも社殿背後には原生林が茂り、海神・大綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘で、山幸彦と海幸彦神話に登場する女神・豊玉姫命の墳墓(御陵)や磐座(いわくら=古代祭祀における祭場となる岩)も残されています。
ただし、豊玉姫命は「仁位の高山」に葬られたと伝承されています。

西海道(九州)全体で107の式内社が名を連ねていますが、そのうち対馬は九州最多の29社があり(壱岐にも24社)、大陸との交易ルートの重要性がうかがえます。

和多都美神社の境内
豊玉姫の墳墓と伝えられる場所
和多都美神社
名称 和多都美神社/わたづみじんじゃ
所在地 長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55
関連HP 対馬観光物産協会公式ホームページ
ドライブで 対馬空港から約26km。厳原港から約36km
問い合わせ 対馬観光物産協会 TEL:0920-52-1566/FAX:0920-52-1585
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

取材・画像協力/長崎県観光連盟

 

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