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鐙瀬ビジターセンター

鐙瀬ビジターセンター

長崎県五島市野々切町、鐙瀬溶岩海岸(あぶんぜようがんかいがん)にある西海国立公園の自然を解説する鐙瀬ビジターセンター。大小400余りの島々からなる多島海景観を特色とする西海国立公園の自然をビデオ映像、ジオラマ、パネルなどで紹介。また亜熱帯植物茂る海岸線に全長1.2kmの遊歩道が整備され、散策が可能。

西海国立公園の自然を詳細に解説

福江島は知られざる火山島で、鬼岳火山群の鬼岳、火岳、城岳、箕岳(みだけ)、臼岳、さらに福江島北東部の京ノ岳などの火山、岐宿(きしく)火山、富江火山などの溶岩台地があり、複雑な地形を生み出しています。
鐙瀬溶岩海岸の沖にある黒島、黄島、赤島も火山島です。
気象庁は全体を福江火山群と定義し、活火山に数えています。

鐙瀬ビジターセンターの建つ鐙瀬溶岩海岸の北にそびえる鬼岳は、300万年前~500万年前に噴火した火山です。

学術的には、盾状火山(Shield volcano)の上に、5万年前第2次の噴火によって臼のような形をした臼状火山(Homate)が重なり合ってできたもの。
その溶岩流が押し寄せた海岸線が鐙瀬溶岩海岸で、対馬海流(暖流)の影響で、海岸沿いに亜熱帯植物が茂っています。

そうしたダイナミックな五島列島の自然を、鐙瀬ビジターセンターで学ぶことができ、さらには遊歩道で自然に親しむことができます。

鐙瀬ビジターセンター
名称 鐙瀬ビジターセンター/あぶんぜびじたーせんたー
所在地 長崎県五島市野々切町1333-3
関連HP 五島市公式ホームページ
電車・バスで 福江港からバスで30分
ドライブで 福江港から約10km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 鐙瀬ビジターセンター TEL:0959-73-6955
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

鐙瀬溶岩海岸

長崎県五島市野々切町、福江島の南東にそびえる鬼岳の南、鬼岳火山から流出した溶岩流が変化に富んだ海岸線を形成したのが鐙瀬溶岩海岸(あぶんぜようがんかいがん)。温暖な気候のため、亜熱帯植物が繁殖し、溶岩流との景観を7kmにわたって展開しています

鬼岳

五島列島、福江空港のすぐ東、福江島南岸に突き出た、鬼岳(315m)、火ノ岳(314.2m)、城岳(251m)、箕岳(144m)、臼岳(124.9m)からなる鬼岳火山群(福江火山群)の主峰。この鬼岳火山群は、アスピーテと呼ばれるなだらかな溶岩

 

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