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弦掛観音(西福寺)

弦掛観音(西福寺)

長崎県佐世保市世知原町、佐々川の川岸にある古刹が弦掛観音(つるかけかんのん・西福寺)。修験者が岩窟で修行した場と伝えられ、戦国時代の有馬氏、松浦氏の合戦の戦没者の霊を弔うため、安永2年(1773年)、聖観音・十一面観音・薬師如来・大日如来・弘法大師の石仏を岩屋に安置しています。

修行した場と伝わる大洞穴は、奥の院に

弦掛(つるかけ)の地名は、天正9年(1581年)の有馬氏と平戸松浦氏の笥瀬祝田原の合戦(やなせいわいたばるのがっせん)の際、平戸松浦氏の軍勢が弓を射かけた弓に弦を掛け戦った)ことに由来しているのだとか。
西福寺自体は、長崎県松浦市調川にありましたが、昭和24年に寺号を移したもの。

修験者が岩窟で修行した場と伝わる大洞穴は、奥の院になっています。
明治27年に世知原村に住む吉井クラが、観音菩薩の夢告で掘り出すまでは、長年、土砂に埋もれていたのだとか。

弦掛観音(西福寺)
名称 弦掛観音(西福寺)/つるかけかんのん・さいふくじ
所在地 長崎県佐世保市世知原町矢櫃25-2
関連HP 弦掛観音(西福寺)公式ホームページ
駐車場 境内駐車場を利用
問い合わせ 弦掛観音(西福寺) TEL:0956-76-2709
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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