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佐世保市うつわ歴史館

佐世保市うつわ歴史館

長崎県佐世保市三川内本町にある陶器のミュージアムがうつわ歴史館。縄文時代から現代の三川内焼まで、焼き物の歴史や特徴、制作工程などを映像や模型で紹介、「うつわ」の観点から佐世保の歴史をたどることができます。とくに三川内焼の紹介は充実しています。

世界最古級の土器「豆粒文土器」も展示

泉福寺洞窟(佐世保市瀬戸越にある旧石器時代から弥生時代の岩陰遺跡)から出土した、1万3000年前と推測される世界最古級の土器「豆粒文土器」(とうりゅうもんどき)のレプリカも展示されています。

同様に、展示中の考古資料はすべて佐世保市内で発掘されたもの。
とくに三川内焼の歴史コーナーは充実。

豊臣秀吉の朝鮮の役で日本にやってきた朝鮮陶工の陶祖、藩窯と民窯が併存し、陶器から磁器への過程の江戸時代、そしてヨーロッパに輸出されエッグシェルとして注目された江戸時代後期から明治時代と、平戸藩窯として培われてきた「三川内焼」の製作過程を紹介した映像資料、窯道具の展示、登り窯の模型なども展示されています。

佐世保市うつわ歴史館
名称 佐世保市うつわ歴史館/させぼうつわれきしかん
所在地 長崎県佐世保市三川内本町289-1
関連HP 佐世保市公式ホームページ
電車・バスで JR三河内駅から徒歩2分
ドライブで 西九州自動車道佐世保三川内ICから約3km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 佐世保市うつわ歴史館 TEL:0956-30-6565
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

陶祖神社

長崎県佐世保市三川内町にある近世の三川内焼(みかわちやき)の陶祖とされる如猿(じょえん)が祀られる神社が陶祖神社。如猿とは、今村三之丞(いまむらさんのじょう)の子、今村弥次兵衛のこと。今村弥次兵衛は、天草陶石と江上・三ツ岳の網代土を調合して

釜山神社

長崎県佐世保市三川内町、三川内皿山の氏神である天満宮の境内社が釜山神社(かまやまじんじゃ)。今村弥次兵衛(磁器を確立、陶祖神社に祀られる)とともに、三川内焼の陶祖のひとりが朝鮮人女性陶工・高麗媼(こうらいばば)で、釜山神社の祭神として祀られ

三川内焼伝統産業会館(三川内焼美術館)

長崎県佐世保市三川内本町にある三川内焼(みかわちやき)のミュージアムが三川内焼伝統産業会館(三川内焼美術館)。江戸時代から明治時代にかけての貴重な白磁の作品、名窯元による現代作家のコーナーがあり、伝統工芸士たちの作品も多数展示されています。

トンバイ塀・馬車道

長崎県佐世保市三川内町、三川内皿山地区にある、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具・陶片を赤土で塗り固めて築いた塀がトンバイ塀。すぐ近くの馬車道は、馬車で薪を運ぶ際に上り坂で馬が滑らないように中央に等間隔に

三川内皿山 伝・代官所跡

長崎県佐世保市三川内町、陶祖神社に祀られる近世の三川内焼(みかわちやき)の陶祖とされる今村弥次兵衛は、磁器焼成の技術を完成させ、寛永18年(1641年)、初代の皿山棟梁(平戸藩御用窯の棟梁)兼代官に任命されています。その今村家屋敷跡と伝承さ

三川内陶磁器意匠伝習所跡

長崎県佐世保市三川内町、明治32年、三川内焼(みかわちやき)の高い技術を後世に伝えるために開設した施設が三川内陶磁器意匠伝習所。三川内皿山地区には、三川内陶磁器意匠伝習所跡が残され(案内板があるのみ)、散策途中に立ち寄ることができます。豊島

 

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