長崎県佐世保市三川内町、三川内皿山地区にある、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具・陶片を赤土で塗り固めて築いた塀がトンバイ塀。すぐ近くの馬車道は、馬車で薪を運ぶ際に上り坂で馬が滑らないように中央に等間隔にコブのような段が付いています。
道の中央の突起物にも注目を
トンバイとは、登り窯を築く時にレンガ状に粘土を積み上げたもの。
登り窯で薪を焚いているとトンバイに飛んだ灰が発色し、独特の美しい風合いを生み出すのです。
古くなった登り窯を崩した時に出るトンバイや、廃材を赤土で塗り固めています。
トンバイ塀あるの馬車道は、昭和30年頃まで、薪や陶土、焼成した焼物などの重荷を、荷車を馬に引かせて運んでいた道です。
道中央の突起は、馬が踏ん張る際に蹄が滑らないようにするため。
トンバイ塀・馬車道 | |
名称 | トンバイ塀・馬車道/とんばいべい・ばしゃみち |
所在地 | 長崎県佐世保市三川内町 |
電車・バスで | JR三河内駅から徒歩30分 |
ドライブで | 西九州自動車道佐世保三川内ICから約5km |
問い合わせ | 佐世保観光情報センター TEL:0956-22-6630 |
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