長崎県東彼杵郡波佐見町、長崎県道1号(佐世保嬉野線)沿いを流れる川棚川に架る「石造り双円アーチ橋」が稗ノ尾の眼鏡橋(ひのおのめがねばし)。明治41年築の石造アーチ橋が下流400mの小樽郷に移築保存され、一帯が稗ノ尾河川公園として整備されています。
波佐見焼の陶石、完成品を運ぶために築かれた頑強な橋
もともとは、波佐見焼の産地である波佐見町永尾郷(史跡は永尾本登窯跡)と、磁器の原料である陶石を豊富に埋蔵する三股郷(三股上登窯跡、三股本登窯跡、三股新登窯跡)を結ぶ橋でしたが、平成2年の波佐見大水害の際に被災し、現在の河川公園へ移設・復元したもの。
陶石・焼物荷などの重量物を馬車で運搬するために石橋として架け換えられたもので、波佐見町では唯一残る石造眼鏡橋。
「稗ノ尾の眼鏡橋」として波佐見町の文化財に指定されています。
周辺には桜が植栽され、春の開花期には見事です。
稗ノ尾河川公園(稗ノ尾の眼鏡橋) | |
名称 | 稗ノ尾河川公園(稗ノ尾の眼鏡橋)/へのおかせんこうえん(へのおのめがねばし) |
所在地 | 長崎県東彼杵郡波佐見町小樽郷 |
関連HP | 波佐見町公式ホームページ |
ドライブで | 西九州自動車道波佐見有田ICから約4.5km |
駐車場 | 3台/無料 |
問い合わせ | 波佐見町観光協会 TEL:0956-85-2290 |
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