2024年2月3日(土)〜2月29日(木)、神奈川県小田原市で『第54回小田原梅まつり』が行なわれます。小田原というと梅干しが有名ですが、その梅は地元・曽我産。2月上旬には曽我丘陵(国府津から下曽我地区)に3万5000本の白梅が開花。曽我梅林以外にも小田原城址公園、小田原フラワーガーデン、辻村植物園も会場となっています。
富士山を眺めて曽我梅林の散策も可能
メインの曽我梅林は、丹那トンネル開通までは東海道本線だったという歴史を秘めるJR御殿場線の下曽我駅を中心に中河原会場、原会場、別所会場に分かれており、富士や箱根、丹沢の山並みを眺めての散策も楽しめます。
曽我梅林のなかで、もっとも離れた中河原梅林と別所梅林は1km以上離れているのでご注意を。
散策なら梅林散策コース(3.7km)、梅林展望曽我丘陵コース(8km)が用意され、それを歩くのがおすすめです。
例年の梅の見頃は、遅咲きと早咲きが錯綜する2月中旬頃。
小田原城の早咲きの梅は、例年だと1月下旬には満開に。
梅の花が香る湯河原梅林、熱海梅園とのハシゴも楽しいでしょう。
仇討ちで有名な曾我兄弟(源頼朝の富士の巻狩りの際に曾我祐成・時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件)のふるさとでもあるので、歴史ある史跡も数多いのが特徴。
2月11日(火・祝)には曽我梅林原会場で『第34回流鏑馬』(やぶさめ)も開催。
大日本弓馬会武田流一門による流鏑馬で奉射・競射は13:00~14:30。
梅林は、公道と私有地(梅林)で成り立っているので、マナーを守って見学を。
小田原の梅干し
小田原の梅干しは東海道の箱根越えの旅人がその薬効と腐敗防止に重宝したのが始まり。
海に面した国府津(こうづ)には塩田もあり漬け込む塩も手に入りやすかったのです。
栽培される品種は、江戸時代から「加賀白梅」の名で栽培される白加賀や早咲きの十郎が主体。
自慢の梅干を売る店も多く、どれを買おうか迷ってしまうほど。
梅まつりに訪れたなら、ぜひ土産に梅干しを。
「最近では低塩のものが人気」とのこと。
海に面した国府津(こうづ)には塩田もあり漬け込む塩も手に入りやすかったのです。
栽培される品種は、江戸時代から「加賀白梅」の名で栽培される白加賀や早咲きの十郎が主体。
自慢の梅干を売る店も多く、どれを買おうか迷ってしまうほど。
梅まつりに訪れたなら、ぜひ土産に梅干しを。
「最近では低塩のものが人気」とのこと。
第54回小田原梅まつり|小田原市|2024 | |
開催日 | 2024年2月3日(土)〜2月29日(木) |
所在地 | 神奈川県小田原市 |
場所 | 曽我梅林、小田原城址公園、小田原フラワーガーデン、辻村植物園 |
関連HP | 小田原市観光協会公式ホームページ |
問い合わせ | 小田原市観光協会 TEL:0465-22-5002/FAX:0465-22-5027 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag