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参観灯台としては日本最古、国の重要文化財・御前埼灯台が、150周年!

御前埼灯台

明治7年(1874年)5月1日に初点灯した御前埼灯台(おまえざきとうだい/静岡県御前崎市)。遠州灘に突き出した灯台は、江戸時代の灯明台を前身に、「灯台の父」リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で、国の重要文化財。しかも参観灯台で、令和6年は初点灯から150周年となる記念すべき年です。

150周年記念で『御前埼灯台特別見学会』も実施

国内の歴史ある灯台は、Aランクの保存灯台、「安全な船舶航行に貢献し我が国の海運業等を支えた燈台等建設の歩みを物語る近代化産業遺産群」として経済産業省の近代化産業遺産にも認定されていますが、御前埼灯台は灯火部分に上ることのできる参観灯台としては、日本最古の灯台です。

昭和20年7月24日、アメリカ軍が艦載機と艦砲射撃で攻撃し、破損しましたが、戦災復旧工事で建設当初のレンガ造りの灯塔を保ったまま復元されています。

2024年8月3日(土)には『150周年記念講演会』、『御前埼灯台特別見学会』も実施されます。
『御前埼灯台特別見学会』は、記念講演会の参加者の中から抽選で選ばれた36名だけが参加できる特別な企画で、普段は上ることができない「灯ろう」(灯器が設置されている部屋)を見学できます。

参観灯台としては日本最古、国の重要文化財・御前埼灯台が、150周年!
名称 御前埼灯台/おまえざきとうだい
所在地 静岡県御前崎市御前崎
関連HP 御前崎市公式ホームページ
電車・バスで JR静岡駅から静鉄バス特急御前崎サンホテル行きで1時間31分、灯台入口下車、徒歩5分
ドライブで 東名高速道路相良牧之原ICから約23km
駐車場 80台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

御前崎

静岡県御前崎市、静岡県最南端に位置し(石廊崎より南です)、太平洋に突き出すようなかたちの岬が、御前崎。駿河湾(御前崎と石廊崎を結ぶ線の内側が日本一深い駿河湾)と遠州灘(御前崎から伊良湖岬を結ぶ沿海)に囲まれ、夏は海水浴や磯遊び、年間を通じて

御前埼灯台

駿河湾と遠州灘を二分する御前崎(おまえざき)の先端の高台に建つのが御前埼灯台。黒潮と駿河湾の潮流が、激しくぶつかり合う沖合いは昔から海の難所として恐れられてきました。1635(寛永12)年に見尾火灯明台(みおびとうみょうだい)を置いたのが前

 

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