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埼玉県初の遊園地として誕生、大宮公園飛行塔に注目!

大宮公園飛行塔

埼玉県さいたま市大宮区、大宮公園のほぼ中央に位置するのが、大宮公園飛行塔。昭和25年3月、埼玉県初の遊園地(有料幼童施設)として誕生した大宮公園児童スポーツランドのメインとなるアトラクション。飛行塔の基部にはコイン式電動遊具が並び、幼児に人気です。

昭和レトロな飛行塔が大宮公園に現存!

大宮公園は、日本鉄道大宮駅開業と同じ明治18年に氷川公園として開園した歴史ある公園で(昭和23年に大宮公園に改称)、昭和初期の行楽ブームを背景に、昭和8年に児童遊園、昭和9年に舟遊池(ボート池)を設置。
昭和25年に児童スポーツランドと称する施設を増設していますが、それが現存する飛行塔です。
遊具なのにスポーツランドと称するのは、「発育期にある児童のための広場」としてジャングルジムやブランコなどの遊具を周辺に配して埼玉県スポーツ協会が整備したため。

飛行塔自体は、昭和初期、民間航空会社の誕生を背景に、ケーブルカーで登る京都の愛宕山(あたごやま)山上、生駒山の山上遊園地(現役で活躍中!)など、全国の遊園施設に「あこがれの飛行機」として登場したもので、遊具としては目新しいものでありません。

昭和24年に15年ぶり(通常は7年に一度)の善光寺御開帳にあわせて行なわれた『長野平和博覧会』の飛行塔が民間に払い下げられ、それを移設という説もありますが、定かでありません。

埼玉県初の遊園地として誕生、大宮公園飛行塔に注目!
所在地 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4
場所 大宮公園児童スポーツランド
関連HP 大宮公園公式ホームページ
電車・バスで 東武野田線大宮公園駅から徒歩10分
ドライブで 首都高速埼玉大宮線新都心西出口から約2.8km
駐車場 270台/有料(4月~9月8:30~19:00、10月~3月8:30~17:30)、混雑時には大宮第二公園の臨時駐車場(1400台/有料)
問い合わせ 大宮公園事務所 TEL:048-641-6391
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大宮公園

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