沖縄県宮古島市、伊良部島に寄り添うように位置する下地島(しもじしま)。宮古島とは、伊良部島を経由して橋で結ばれています。そんな下地島の大部分を占めるのが我が国唯一のパイロット訓練飛行場として建設された下地島空港。滑走路の全長は3000mと成田・羽田クラスの規模を誇りますが、定期便は香港便も飛ぶ「国際空港」です。
下地島空港旅客ターミナルがオープン
空港の北端には、サンゴ礁で遠浅の海に向かって桟橋のように誘導灯が伸びています。
これが真北を0度とし、170度の方角に向かって航空機が着陸してくる「17END」(わんせぶんえんど)。
逆に南側は、350度で「35END」と呼ばれています。
「35END」(すりーふぁいぶえんど)は、「珊瑚END」(さんごえんど)と洒落(しゃれ)ることも。
JALグループ、ANAグループの機長、副操縦士の昇格訓練や新機種の操作訓練などで、タッチアンドゴーを何度も繰り返す様子は迫力満点で、撮影スポットとして人気を集めていましたが、JALグループは平成24年3月、ANAグループも平成26年3月にパイロット訓練から撤退。
以降は、国内航空各社や官公庁の飛行機が訓練に使っていましたが、平成31年3月30日に「空港から、リゾート、はじまる」をコンセプトに、下地島空港旅客ターミナルがオープンし、現在、国内線ではジェットスターの下地島〜東京(成田)、スカイマークの下地島〜東京(羽田)、下地島〜神戸、下地島〜神戸、下地島〜那覇が就航(運航内容は変更になることがあります)。
成田〜下地島、下地島〜香港(香港エクスプレス)という乗り継ぎも可能ということに。
LCCなので、かなりエコノミーな料金で八重山列島へと飛ぶことができるルートになっています。
宮古島の東急ホテル前へは、空港連絡バス(宮古協栄バス・下地島空港リゾート線)が運航されるほか、下地島空港にレンタカーも用意されています。
下地島空港 | |
名称 | 下地島空港/しもじしまくうこう |
所在地 | 沖縄県宮古島市伊良部下地島 |
関連HP | みやこ下地島空港ターミナル公式ホームページ |
電車・バスで | 佐良浜港からタクシーで10分 |
ドライブで | 佐良浜港から約8km |
駐車場 | 104台/無料 |
問い合わせ | 宮古島市観光商工局 TEL:0980-73-2690/FAX:0980-73-2692 |
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