サイトアイコン ニッポン旅マガジン

園比屋武御嶽石門

園比屋武御嶽石門

守礼門後方にある御嶽(うたき=琉球信仰の聖地)で、その前に拝所である石門が築かれており、それが園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。琉球王府の行事「東御廻り」(あがりうまーい=拝所を巡礼する行事)の第1番目の拝所。また国王が城外に出かける時、ここで旅の安全を祈願したという場所で、世界遺産の構成資産のひとつ。

世界文化遺産に登録された琉球国王の拝所

石門の背後にある森が園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)で、その拝所が石門。
琉球王国の王家である尚氏の氏神である伊平屋島の神が祀られ、創建は尚真王(しょうしんおう)時代の1519年頃で、築造者は竹富島出身の西塘(にしとう)と推測されています。
国王と王国全土を霊的に守護する歴代の琉球国最高位神女・聞声大君(きこえおおぎみ)の即位式の際にも最初にも、ここに参拝しています。

石門は昭和32年に修復再建されたもので国の重要文化財。
世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産にもなっています。

園比屋武御嶽石門は、日没〜23:00までライトアップを実施。
琉球王朝時代の石造技術を今に伝える建造物だけにライトアップされるといっそう印象的で、被写体にも絶好です。

園比屋武御嶽石
名称 園比屋武御嶽石門/そのひゃんうたきいしもん
所在地 沖縄県那覇市首里真和志町
関連HP 那覇市公式ホームページ
電車・バスで 那覇バスターミナル(旭橋)から那覇交通の市内線バス13番石嶺空港線石嶺営業所行きで15分、首里城公園入口下車、徒歩5分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2kmで首里杜館駐車場
駐車場 首里杜館地下駐車場(有料)を利用
問い合わせ 那覇市文化財課 TEL:098-917-3501
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了