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玉陵

玉陵

首里城近くにある玉陵(たまうどぅん)は、琉球王家の陵墓で、琉球王・尚真が父・尚円王(しょうえんおう)の遺骨を改葬するため、1501年に創建されたと伝えられています。2つのアーチ式の石門の中に、沖縄独特の屋根が付いた破風墓が建てられており、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産のひとつ。

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産となる琉球王家の陵墓

玉陵西室
玉陵東室

墓室は、中室、東室、西室の3つの建築物に分かれ、中室には、洗骨前の遺骸を安置、東室には王と王妃、西室には王族が葬られています。

墓の前庭にある玉陵碑(1501年建立)に、玉陵に葬られるべき人々を創建時に規定し、記しています。
内庭にはサンゴのかけらが敷き詰められ、厳かな雰囲気が漂っています。国の重要文化財に指定され、ユネスコの世界文化遺産にも登録。

沖縄では、祖先崇拝として墓を立派なものにしようとする志向が強いのですが、琉球王国は王家がその模範者として墓を整備し、国家統治に利用したという側面もあります。

玉陵前門
玉陵後門
玉陵
名称 玉陵/たまうどぅん
所在地 沖縄県那覇市首里金城町1-3-1
関連HP 那覇市公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール首里駅から徒歩12分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2kmで首里杜館駐車場
駐車場 首里杜館地下駐車場(有料)を利用
問い合わせ 玉陵 TEL:098-885-2861
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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