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名蔵アンパル

名蔵アンパル

沖縄県石垣市、石垣島の南西部、名蔵湾(なぐらわん)奥の名蔵川河口周辺の砂州で囲まれた亜熱帯地域に典型的な干潟が名蔵アンパル。マングローブ林も生育し、157haが西表石垣国立公園第1種特別地域、国の鳥獣保護区特別保護地区、ラムサール条約登録湿地となっています。干潮時には大きな干潟が現れるので、事前に干満の時間の確認を。

世界に誇る亜熱帯マングローブ湿地

アンパルとは、漢字の網張が当てられ、真栄里マニカを捕縛するための包囲網とも、網を張って漁をすることが語源ともいわれています。
名蔵アンパルと名蔵湾との境に架かる名蔵大橋から眺めるのがおすすめで、干潟が広がる干潮時が自然観察に最適の時間帯です(名蔵大橋北詰に駐車場が用意)。

名蔵アンパルでは、オヒルギ、ヒルギモドキ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシなどのマングローブ林が見事。
セイタカシギ、アカアシギ、クロツラヘラサギなどシギ・チドリ類や、八重山諸島を北限とする猛禽類のカンムリワシ、リュウキュウコノハズクなどが観察できます。

ちなみに、石垣島の古謡『あんぱるぬみだがーまゆんた』は、名蔵アンパルの「みだがーま」(目高蟹=ツノメガニ)を擬人化した「ゆんた」(労働歌)。

沖縄県には慶良間諸島海域、久米島の渓流・湿地、与那覇湾、漫湖と、そして名蔵アンパルと合計5か所のラムサール条約湿地がありますが、セマルハコガメ(国の天然記念物)などの希少生物の宝庫なのが名蔵アンパルです。

名蔵アンパル
名称 名蔵アンパル/なぐらあんぱる
所在地 沖縄県石垣市名蔵
関連HP 石垣市観光交流協会公式ホームページ
ドライブで 石垣空港から約16km
駐車場 10台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

漫湖水鳥・湿地センター

沖縄県豊見城市にある、ラムサール条約の登録湿地である漫湖の自然を解説するビジターセンターが、漫湖水鳥・湿地センター。自然観察用の木道も整備され、気軽にマングローブ林、水鳥たちを観察することが可能。漫湖という名ですが、実は国場川(こくばがわ)

吹通川のマングローブ林

沖縄県石垣市、石垣島の北部、野底地区を流れる全長2.2kmの河川が、吹通川(ふきどうがわ)。河口部分にヒルギ群落(吹通川のマングローブ林)があり、吹通橋西詰の駐車場から川に下ればマングローブ群落を観察可能。吹通川観光では「マングローブカヌー

 

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