サイトアイコン ニッポン旅マガジン

ネコ注意の路面標示

ネコ注意の路面標示

沖縄県八重山郡竹富町、自然豊かな西表島(いりおもてじま)ではイリオモテヤマネコをはじめとする野生生物の交通事故が後を絶ちません。とくに上原地区の伊武田崎(いんださき)東側を走る沖縄県道215号(白浜南風見線)には、ゼブラゾーン(振音舗装)のほかに路面にネコ注意の注意喚起表示が記されています。

日本で唯一、路面にネコ注意の表示が!

ネコ注意の路面標示近くには、「イリオモテヤマネコとびだし注意」の標識も

イリオモテヤマネコなどの貴重な野生生物が生息する西表島では、道路の下に動物用トンネル(アンダーパス)が数多く設置され、さらにイリオモテヤマネコがよく出没する場所には、ゼブラゾーン(振音舗装)、ネコ注意の道路標識が設置されています。
ネコ飛び出し注意標識は数多く見かけますが、ネコ注意を路面標識は西表島内でもここだけで、日本でも唯一のネコ注意の路面標示。

沖縄県道215号(白浜南風見線)のクーラ洞窟の東側、西行き、東行きに各1ヶ所標示があり、あわせて「イリオモテヤマネコとびだし注意」の標識も設置されています。

イリオモテヤマネコの交通事故死は、年間で2件〜5件発生。
4月から~8月にかけてはイリオモテヤマネコの繁殖・子育て時期にあたり、親子連れのヤマネコ、仔ネコが道路で頻繁に目撃され、事故に遭いやすくなる時期なので、とくに夜間の運転には十分な注意が必要です。
事故の多い季節には「イリオモテヤマネコ冬の交通事故防止キャンペーン」も実施されています。

西表島で車を運転する際には、法定速度を守ってスピードを控えるとともに、野生動物の飛び出しに十分注意を。
万一傷ついたイリオモテヤマネコを見かけたら西表野生生物保護センターに通報を。

ネコ注意の路面標示
名称 ネコ注意の路面標示/ねこちゅういのろめんひょうじ
所在地 沖縄県八重山郡竹富町上原
関連HP 竹富町公式ホームページ
問い合わせ 西表野生生物保護センター TEL:0980-85-5581
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

イリオモテヤマネコ注意の道路標識

沖縄県八重山郡竹富町、西表島の北部、沖縄県道215号(白浜南風見線)の大見謝ロードパーク〜クーラ洞窟の間、全国唯一というネコ注意の路面標示の西行きと東行きの間にあるのが、イリオモテヤマネコ注意の道路標識。イリオモテヤマネコの注意喚起標識は数

大見謝ロードパーク

沖縄県八重山郡竹富町、西表島の船浦から東に由布島方面に向かう沖縄県道215号(白浜南風見線)の大見謝川(おおみじゃがわ)河口近くにある展望駐車公園が、大見謝ロードパーク。東シナ海と鳩間島を見渡す展望台のほか、マングローブ林の中に設けられた遊

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了