サイトアイコン ニッポン旅マガジン

ヌドクビアブ

ヌドクビアブ

沖縄県宮古島市、伊良部島にある知る人ぞ知るパワースポットで、近年、撮影スポットとしても注目されているのが、ヌドクビアブ。さとうきび畑になかに茂る森に入ると、足元の地面がパクリと割れて、地の奥底に。階段を下った先が神秘的な鍾乳洞(全長25m、深さ22m)、ヌドクビアブです。

伊良部島に眠る神秘的な鍾乳洞へ!

ここが入口

ヌドクビは喉首(のどくび)、アブは深い(縦穴)で、喉首状態の縦穴の意。
気根(きこん)や樹根が垂れて底まで届いていて、神秘的な雰囲気を盛り上げてくれます。
戦時中は防空壕としても活用されたといい、洞穴の奥にはカマドの跡があります。

近くには同様の縦穴、ティーズアブもありますが、ティーズアブに関しては安易な入洞は禁物。
伊良部島にはこのほか、いずれも宮古島市の史跡に指定されるタウワインミィアブ(ノロジカやコウモリ、ケナガネズミなどの化石骨が出土)、ウスバリアブ(子供のアゴの骨と歯が出土)、カナマラアブ(2万年ほど前の人骨、ノロジカ、ミヤコウマ、ミヤココキクガシラコウモリの化石が出土)、 ピンザアブ(旧石器人の化石や石器が発見された日本最南端の遺跡)など数多くのアブと呼ばれる洞窟が点在していますが、観光客が入洞できるのは、このヌドクビアブくらいです。

ヌドクビアブ
名称 ヌドクビアブ/ぬどくびあぶ
所在地 沖縄県宮古島市伊良部池間添1229
関連HP 宮古島市公式ホームページ
電車・バスで 宮古空港からタクシーで20分
問い合わせ 宮古島市観光商工部 TEL:0980-73-2690/FAX:0980-73-2692
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

渡口の浜

沖縄県宮古島市、宮古島と伊良部大橋でつながった伊良部島の南岸にある島を代表するビーチが、渡口の浜(とぐちのはま)。汀線800m、幅50mに渡って真っ白でサラサラな砂浜が広がり、その背後には防潮林が続いています。砂粒がとても細かく足の感触も最

フナウサギバナタ

沖縄県宮古島市、伊良部島の北側にある小さな岬が、フナウサギバナタ。フナウサギバナタとは船を見送る頂(崖の上)という島の方言で、その昔、沖縄本島などに旅立つ(出兵する)家族や親戚の無事を祈り、船を見送った場所。かつてはサシバのオブジェが展望台

佐和田の浜

沖縄県宮古島市、下地島空港を望む伊良部島の西側にある浜で、日本の渚百選に選定の美しい浜が、佐和田の浜。遠浅の静かな浜に大小の岩がごろごろと転がっている奇観で知られますが、明和8年(1771年)の明和の大津波などで打ち上げられたもの。夕日の美

夏は涼しい洞窟探検! 沖縄おすすめ鍾乳洞17洞

隆起サンゴ礁の石灰岩台地で形成される沖縄の島々には無数の鍾乳洞があり、沖縄戦の最中には避難壕として活用された歴史もあります。ダイビングやシュノーケリングで入洞する鍾乳洞をを除いたおすすめの17洞を紹介。照明完備でないものや平和教育に使われる

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了