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大阪市立長居植物園

大阪市立長居植物園

大阪市東住吉区にある長居公園(ながいこうえん)の3分の1という総面積24.2haの広大な植物園が大阪市立長居植物園。その敷地に植栽された植物は約1200種6万1000本にも及びます。大阪地方の太古から現在に至るまでの森林を再現した「歴史の森」は散策にも絶好。広大な園内には四季の花も咲き、花見にも最適。

まずは開花している花をチェック

ツバキ園、ボタン園、バラ園、ハナショウブ園、シャクナゲ園、アジサイ園、ハーブ園、ヘメロカリス園など11園の専門園と大花壇があるので、入園にあたってはまずは咲いている花のチェックを。

生きている化石と呼ばれるメタセコイアやセコイア(第三期植物群)、アカシゾウ(アケボノゾウ)が生きトゲを持つ植物が多かった明石植物群、1万年~200万年前の大阪の原生林(氷期・間氷期植物群)、照葉樹林、二次林など大阪の樹木を時代別に代表種によって再現するユニークな取り組みとなっています。

また、長居植物園の場所は、7世紀頃、現在の大阪城近くにあった古代の首都・難波宮(なにわのみや)から南下する難波大道(なにわだいどう)と奈良の都と住吉津を結ぶ街道・磯歯津路(しはつみち=長居公園通にほぼ沿っていた街道で、外交使節も通った古代の国際的な街道)が交差する場所という歴史的背景から、園内には41種の万葉植物が100mほどにわたって植栽される「万葉のみち」も整備されています。

コースマップを片手に園内を散策し、樹木の名前を当てながら巡る「グリーンアドベンチャー」も用意。

園内では四季の花も楽しめるほか大池を東側には芝生広場も広がっています。

喫茶・軽食は「花と緑と自然の情報センター」1階のカフェ・レストラン「フォレスト」で可能。
自慢のカレーや花のソフトクリームなどが味わえます。
芝生広場には、カフェダイニング「HANDSOME bot GARDEN」(ハンサムボットガーデン)が営業。

長居植物園 おもな花の見頃

サンシュ=3月上旬~4月下旬
=3月下旬~4月上旬
シャクナゲ=4月上旬~5月上旬
ハナミズキ=4月中旬~4月下旬
バラ=4月下旬~5月下旬・10月上旬~11月中旬
アジサイ=5月下旬~6月下旬
スイレン=5月下旬~9月上旬
=6月下旬~7月下旬
サルスベリ=7月中旬~9月中旬
フヨウ=7月中旬~10月下旬
コスモス=9月下旬~10月下旬
ヒマワリ(ビンセントオレンジ)=8月上旬~中旬(毎年『向日葵ウィーク』を開催)
ハギ=9月中旬~10月上旬
サザンカ=12月上旬~2月中旬
椿=12月上旬~4月中旬
スイセン=1月上旬~2月下旬
ロウバイ=1月中旬~2月上旬
ウメ=2月上旬~3月上旬
クリスマスローズ=2月下旬~3月下旬

大阪市立長居植物園
名称 大阪市立長居植物園/おおさかしりつながいしょくぶつえん
所在地 大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23
関連HP 大阪市立長居植物園公式ホームページ
電車・バスで 地下鉄御堂筋線長居駅から徒歩10分、JR阪和線長居駅から徒歩15分
ドライブで 阪神高速松原線駒川出口から約2.5km
駐車場 長居地下駐車場(255台/有料)・長居公園中央駐車場(203台/有料)、長居公園南駐車場(286台/有料)
問い合わせ 大阪市立長居植物園 TEL:06-6696-7117/FAX:06-6696-7405
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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