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夢舞大橋

夢舞大橋

大阪北港(おおさかほっこう)の2つの人工島、夢洲(ゆめしま=大阪市の最西端で2025年の大阪万博のメイン会場)と舞洲(まいしま)を結ぶアーチ橋が夢舞大橋(ゆめまいおおはし)。世界初の浮体式旋回可動橋で、緊急時には可動部を旋回させ、大型船舶の航行も可能となる仕組み。定期的に開閉訓練が行なわれています。

オリンピック招致で建設が決定

開閉訓練の様子(現在は夜間に行なわれます)

平成21年8月1日に開通し、主径間長は280mで、日本第4位のアーチ橋(第2位は新木津川大橋)。
夢舞大橋が旋回可動橋になっているのは、夢洲~舞洲間の北航路は、大阪港の主航路が船舶事故などで航行不能となった場合の避難航路(国際航路)と位置付けられているから。
そのため、現在も2年毎に夜間を利用して開閉訓練が行なわれています。

橋の架橋方法も、ドックにおける組立(完成形)、タグボートによる曳航というスタイル。

ちなみにこの夢舞大橋は、2008年夏のオリンピック招致に手を上げていた大阪市が(開催地は2001年のIOC総会で北京に決定)開催に向けてメイン会場を舞洲に決めて整備が進み、夢洲舞洲連絡橋の建設計画が浮上したもの。
開催地が北京に決定する以前の平成8年に建設工事は発注されています(平成11年完成)。

オリンピックの招致には失敗しましたが、夢洲を大阪万博のメイン会場として活用。

名称 夢舞大橋/ゆめまいおおはし
所在地 大阪府大阪市此花区北港白津・北港緑地〜夢洲
ドライブで 阪神高速道路5号湾岸舞洲ICから約2km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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