大阪府大阪市福島区と北区の間を流れる堂島川(旧淀川)のあみだ池筋(大阪市道堂島十三線)に架かる橋が、堂島大橋(どうじまおおはし)。レトロな姿の現在の橋は、昭和2年に架橋された3代目で日立造船の施工。昭和20年には空襲で被災しています。橋長76.15m、幅員22.70mの美しいアーチ橋です。
かつては市電の走ったアーチ橋
堂島川と土佐堀川に囲まれたのが中之島で、堂島川には下流側から、船津橋、上船津橋、堂島大橋、玉江橋、田蓑橋、渡辺橋、ガーデンブリッジ、大江橋、水晶橋、鉾流橋、難波橋、天神橋が架かっています。
堂島大橋を渡った中之島には大阪府立国際会議場が建っています。
明治10年に架橋された橋長83.4m、幅員3.6mの木橋が初代の橋。
明治18年の大洪水で橋が流され、明治42年に再度木橋が架けられていますが、都市計画事業で永久橋化が図られ、昭和2年9月に現在の橋に架け替えられています。
設計は電気局技師長の堀威夫で、「イタリアン・ロマネスク二影響サレタル近世式」が意匠。
昭和3年4月10日には大阪市電の堂島大橋線(福島西通〜堂島大橋/600m)も開通しています(昭和43年10月1日廃止)。
床版・床組を全面的に取り替える長寿命化対策とともに桁下空間を確保する改良工事を令和2年に実施。
堂島大橋 | |
名称 | 堂島大橋/どうじまおおはし |
所在地 | 大阪府大阪市福島区〜北区中之島 |
関連HP | 大阪市公式ホームページ |
電車・バスで | 京阪中之島駅から徒歩1分 |
問い合わせ | 大阪市建設局道路部橋梁課 TEL:06‐6615‐6818/FAX:06-6615‐6582 |
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