夏休みの旅行、夏旅はお盆明け〜9月上旬が狙い目です。お盆の反動で出かける人も少なく、高速道路も鉄道も混雑せず、宿泊費も下がる場合が多いから。とくにおすすめは、スキー場などの高原のリゾートと、子どもたちの夏休みが早く終る東北、北海道です。
狙い目は、スキー場にある温泉付きリゾートホテル
プリンスホテルを例に取ると日本最高所の温泉リゾートホテル「万座プリンスホテル」は、南館ツインルーム 【禁煙】に2食付き(夕朝食ともブッフェ)で、お盆期間中は2名で5万円以上しますが、お盆があければその3万円以下に。
十和田湖畔の一等地に建つエレガントな「十和田プリンスホテル」は、カップル、グループ旅行におすすめですが、レイクサイドツインルームに泊まり、夕朝食付き(夕食はプリンスディナー)でお盆期間中は2名で8万円という料金ですが、お盆過ぎには4万円台に落ち着きます。
盛岡市や青森市の小中学生の夏休みは8月25日まで。
つまり、地元のファミリーは8月20日を過ぎると旅に出なくなり、また夏祭りシーズンもお盆で終わるので、すでにオフシーズン的な雰囲気になります。
首都圏でも同じで、お盆過ぎに込むのは近場のレジャーランド。
逆にいえば、東京ディズニーリゾート、富士急ハイランドなどは、8月下旬は避けるのが賢明です(東京ディズニーリゾートも例年8月上旬よりも下旬のほうが待ち時間が長いという傾向があります)。
北海道も旅の候補としてはおすすめですが、道東エリアは、意外に雨が多い時期なので、雨対策が必要です。
南伊豆などが候補なら、できれば9月のずらし旅で
南伊豆などは8月下旬でも十分に海で泳ぐことができるので、まだまだオフとはいえず、どうしても伊豆へという人も、海水浴が目的でなく、水遊び程度でOKなら、9月にずらすのがいいでしょう。
下田プリンスホテル、ホテル伊豆急のガーデンプールは2024年は9月23日(月)まで、下田東急ホテルは、9月29日(日)までオープン。
海水浴場は8月いっぱいで閉まっていますが、海岸に建つホテルのプールで、海を眺めながら優雅に泳ぐことができます。
軽井沢もかつてはお盆過ぎには人もまばらとなりオフシーズンでしたが、それは遠い昔話で、今では9月下旬にならなければオフとはいえない状況です。
そのため、お盆があけても宿泊料金はあまり下がりません。
同じ有名避暑地の蓼科も同様で、8月いっぱいはオンシーズンの料金。
穴場で狙い目といえるのは、万座温泉、志賀高原、苗場、会津高原、磐梯高原などのスキー場エリア。
中京・関西圏なら、岐阜県の大日高原、鳥取県の大山高原、島根県の三瓶高原などです。
少し遠いというイメージがある白馬も、「白馬アルプスホテル」などスキー場隣接のホテルは、ファミリーには狙い目といえるでしょう。
例えば大山高原でいえば、旧大和リゾートの「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」のクラシックツインに2名で泊まった場合、2食付き(夕朝食ビュッフェ、オールインクルーシブ)でお盆は7万円くらいですが、お盆明けなら4万円台で宿泊可能。
とくに8月の最終週の平日は、9月の平日と同じ料金設定です。
夏旅はお盆明けが狙い目!|2024 | |
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