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東急の路線バスがサウナバス「サバス」2号車に変身!

サバス2号車

東急バスの路線バスで廃車となった旧車両「ワンロマ車」をリバース(神姫バス社員・松原安理佐さんが出向して起業)が譲り受け、車内にふたつのサウナスペースを用意したのがサウナバス「サバス」2号車。「サバス」2号車は、リバースと東急バスが連携し、関東を拠点に運行する予定です。

高速道路も走れるサウナバスは一見すると東急の路線バス

サロンサウナ
「蒸気降りますボタン」をプッシュ

リバース代表の松原安理佐さんは、神姫バスに務める中で「人を運ぶ」以外にバスで新たな移動型サービスをつくる可能性を感じ、2021年5月、神姫バスからの出向起業というユニークなかたちで、リバースを創業。
社名のリバースは「RE BUS」(バスの再生)、「RE BIRTH」(生まれ変わらせる)という意味を有しています。

廃車となるようなバスを再生、自走可能な大型スペースというバスならではの利点を活かして、まずは生み出されたのがサウナバス。
神姫バスの路線バスを再生した「サバス」1号は、2022年3月に活動開始。
「サバス」1号車は、兵庫県姫路市(神姫バス)が拠点となるため、関東方面へ運ぶ際に多額の費用がかかるという欠点がありました。

バスをリノベーションする斬新さに共感した東急バスとのコラボが実現。
「サバス」2号車が誕生しました。

2室備えるサウナ室のうちメインとなるサウナ室はバスの「サロン席」をモチーフに、残りの1室は定員2名程度の「優先席」サウナになっています。
「サバス」1号で好評だった降車ボタンを押すと熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「押しボタン式のオートロウリュ」(通称:「蒸気降りますボタン」)はサバス2号車では2つ設置されています。

吊り革温度計や整理券ボックスなど路線バスの名残を生かしたデザインはバスマニアならずとも楽しめる内容です。

しかもこのサバス、一般道路はもちろん、高速道路の走行も可能。
サバス2号車も運行予定は1号車と同じく、サバス公式アカウント、公式サイトで発信。

2024年は、東急不動産および東急リゾーツ&ステイが運営する「たんばらラベンダーパーク」での運行を皮切りに、東急リゾーツ&ステイが運営する全国のリゾート施設を巡る予定になっています。

優先席サウナ

『サバス2号車蒸車体験会』開催

日時:2024年8月3日(土)〜8月18日(日)10:00~17:00
場所:群馬県沼田市玉原高原 たんばらラベンダーパーク(リゾートセンター前)
内容:10:00~、12:00〜、14:00〜、各回1時間30分、事前予約制/途中入場でも終了時間は変わりません
定員:各回12名
参加料:1名3000円
申し込み たんばらラベンダーパーク(予約)

東急の路線バスがサウナバス「サバス」2号車に変身!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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