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伊豆白浜『さんま寿司まつり』|下田市

夏は海水浴で賑わう下田市の伊豆白浜地区。白浜神社の門前町でもある白浜地区には、郷土料理として古くから受け継がれてきた冬の味、白浜名物「さんま寿司」があります。生きがよく脂ののったサンマを甘酢でしめたさんまの姿寿司と新鮮な磯料理をセットで楽しめるのが、『さんま寿司まつり』です。

伊豆白浜名物の「さんま寿司」を味わいたい!

伊豆白浜地区の10月から翌5月までの冬季限定料理の「さんま寿司」(さんまの姿寿司)ですが、丹念に塩や酢に漬け3~4日以上の手間をかけて仕込みをするため、青魚特有の生臭さは消え、甘みの効いた食べやすい寿司に変身します。

かつては、白浜沖でも捕れたサンマを使い、白浜神社の秋の祭典の時などに各家庭で作っていたもの。
「味覚の温泉宿みどり荘」、磯料理・民宿「和泉」など、白浜地区の各宿では、10月〜5月までアロエ料理、伊勢えびが解禁となるので、料理の内容は、予約時に宿と相談を。ネットで探さず、直接宿と電話で詳細を確認するのも手です。
また「味覚の温泉宿みどり荘」、磯料理・民宿「和泉」などではネット販売も実施しています。こちらは、ネットで入手が可能。

生きのいいサンマを使用
さんま寿司の由来
室町時代、うち続く凶作に心を痛めた白浜神社(正式名は伊古奈比め命神社)の神職が伊豆諸島の神々に恵みを祈ったところ、無数のサンマが浜に打ち寄せました。神職は米飯の上にサンマをのせ、人々に振る舞い、以来、秋の例大祭には「さんまの炊き込み飯」を御馳走する習わしとなりました。幕末に、幕府の命で賀茂郡本郷村(現・下田市高馬=たこうま/反射炉跡という東海バスのバス停があります)にあった建造途中の反射炉を博徒・伊豆の陶蔵が韮山に移送すること。その際、大勢の人夫の食糧調達に苦慮した陶蔵はさんまの炊き込み飯にヒントを得てさんまむすびを考案します。
ところが、実際には、数日経たさんまむすびは乳酸発酵で酸味を帯び、えもいわれぬ風味を醸してしまいます。こうして関西の押し寿司風さんま寿司が生まれたのだとか・・・。
伊豆白浜『さんま寿司まつり』|下田市
開催日 10月1日~12月20日
場所 静岡県下田市白浜
関連HP 伊豆下田観光協会公式サイト
問い合わせ 伊豆白浜観光協会 TEL:0558-22-5240
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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